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疾風ロンド
2016年11月26日公開

疾風ロンド

1092016年11月26日公開

kit********

2.0

失速ロンド

東野圭吾の原作自体も軽いエンターテイメント小説として書かれているが、これを実写化するとやはり炭疽菌というバイオテロ並みの兵器が拡散するかどうかという深刻な状況に対して、全体のノリが軽すぎて違和感がある。阿部寛とか一歩間違えば大量無差別殺人になるかもしれない状況なのに、近所の宝探し気分でお気楽過ぎるだろう。しかも開始早々骨折して、この危機的状況に完全人任せで自分はホテルで待機しているだけというのもいかがなものか。原作通りとはいえ、そこは映画化の際には阿部寛をもう少し活躍させるべきだろう。最後のレストランの兄弟の弟が死んだ妹の恨みで、スキー教室のうどん鍋に毒物を入れるという和歌山カレー事件みたいなサスペンスも行動が飛躍過ぎだろう。後、阿部寛が事件を隠ぺいしようとすると、いきなりキレて激怒する息子も唐突で意味が分からない。ムロツヨシは最後逮捕されたが、しっかり目を見て叱られて下さい。

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