ここから本文です

うつくしいひと (2016)

監督
行定勲
  • みたいムービー 21
  • みたログ 81

3.55 / 評価:53件

印象に残る小品

  • とみいじょん さん
  • 4級
  • 2016年8月2日 21時41分
  • 閲覧数 1053
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

GAO!にて鑑賞。2016.8.31までは、購入代金300円がくまもん募金箱に寄付されて、熊本支援に繋がると知って鑑賞。

震災がなかったら、購入しては鑑賞しようと思わなかった作品。

遥か昔の修学旅行を思い出しつつ、ネット等で知る震災の爪痕を思い出したり、報道されていない地域の被害を想像したりして感慨にふける(震災前に撮ったので皆全て美しい)。

でもそれだけでなく、39分39秒(サンキュー・サンキューのダジャレ?)の小品としては思わぬ拾いものだった。

主人公の母の着物の袖がひっくり返っているのは、
活花師範という設定からするとどうよ、
否、日常性を表現するためにわざとか?
というような細かい突っ込みどころは多々ありつつ、

青春時代の甘酸っぱさ、
中年になってからの落とし前のつけかた
が、胸に残る。

そして姜氏の佇まい、声、抑揚。
東大の名誉教授で、政治学者ではなかったか?
『悩む力』というご著書で注目していたけど、
この役ははまり役。
特にクライマックスのアップは、相手役の石田さんの表情と合わせて、いつまでも心に残る。

ミステリーっぽく始まる小品。
くまモン絡みは御愛嬌。
本筋はすぐに察しがつき、その後の人間ドラマを期待するけど、2時間ドラマのようには盛り上がるわけではない。

その、39分39秒の中で、大人の恋愛をさらりとまとめた作品。
だからか、余韻が残る。

冒頭に出てくるホイットマンの一節と共に、
年をとるのも悪くない。
そんな風に満ち足りた気分になった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 知的
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ