あらすじ・解説
バイオリニストのラエルチ(ラザロ・ハーモス)はサンパウロ交響楽団の最終審査に落ちてしまい、仕送りや家賃のためにスラム街の学校でバイオリンを教えることにする。しかし教室は屋根もなく、生徒は意欲的なサムエル(カイケ・ジェズース)を除いて問題児ばかり。ある日、ギャングに脅されたラエルチが見事な演奏で彼らを黙らせたことから、生徒たちも音楽の力を実感し、熱心に取り組むようになるが……。
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作品レビュー(32件)
- ぴぴこ
4.0点
ブラジル人の友達にブラジルの社会問題やファヴェーラについて教えてもらい、ブラジルへの関心からこの映画を鑑賞しました。 自分の勉強不足もありますが、今までこの友人と知り合うまで「こういう問題や環境は映画の中だけで誇張されたもの」と勝手に決めつけ、その現実を直視していませんでした。 この映画では音楽というテーマを通して、貧困問題、暴力、ギャング、警察との抗争などブラジルの現実問題について分かりやすく描かれています。 特に「スラムは俺たちのものだ」という言葉は色々考えさせられました。
- jim********
3.0点
良い話なんだけど、ブラジル映画だからなのか盛り上がりがいまいち。 普通ならラストの演奏で思い切り盛り上げるのだが、唐突に終わってしまうし。 ストーリーはともかく、ブラジルの治安の悪さにびっくり。そういう場所を舞台にしているのでしょうがないけど、日本じゃ考えられない。デトロイトのよう。
- きらそらちゃん
1.0点
こんな薄っぺらいのなら、ドキュメンタリーにすればいいのに。映画にするのなら、もう少しうまくできんもんかなぁ。タイトルもベタやし、ラストも唐突に終わるし。 予告が1番よかったなぁ。
- km6********
2.0点
やばい!DVD明日返却日!見られるの、今しかない! って感じで、大慌てで見始めた夜中の12時 多少の夜更かしくらいなんのその・・・と思いながら見ていたが 中途半端な話の流れにいまいち入り込めず、 先生と生徒の間にある、大きな溝が埋まったようには見えず、 もちろん信頼関係が出来ているようにも見えず、 なんとなく上手くなった楽器で演奏してみましたという感じ 実話だということなので、話にケチをつける気はさらさらないのですが もう少し見せ方があるんじゃないかな? 睡眠時間を削ってまで見ようとした、私の気持ちは宙ぶらりん 時間を返せ!とまでは言いたくないが、 なんだか無駄に時間を消費してしまったような、 このモヤモヤをなんとかしてくれー! あくびが止まらない・・・
- fg9********
3.0点
…あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでいいいだろう。 『バイオリニストのラエルチ(ラザロ・ハーモス)はサンパウロ交響楽団の最終審査に落ちてしまい、仕送りや家賃のためにスラム街の学校でバイオリンを教えることにする。 しかし教室は屋根もなく、生徒は意欲的なサムエル(カイケ・ジェズース)を除いて問題児ばかり。 ある日、ギャングに脅されたラエルチが見事な演奏で彼らを黙らせたことから、生徒たちも音楽の力を実感し、熱心に取り組むようになるが……。』 実話らしいので如何なるケチを付けようとも致し方ないが、『ストリート・オーケストラ』というタイトルと、舞台がブラジル・サンパウロのスラム街ということで、もっと風変りな「オーケストラ」を思い描いたオラッチがバカだった。 ドラム缶とか日常生活の必需品を楽器に変えての「オーケストラ」かと思ったら、生徒の皆が随分と高尚な弦楽器を携えているので驚いた。 それよりも先ずは、かつては神童ともてはやされた一流バイオリニストのラエルチがひどいビビリで、サンパウロ交響楽団のオーディションの最終審査で手が震えて演奏すらできないということにも驚いた。 でも、実話なのだから、そのとおりだったのだろう。 で、挫折したラエルチが生活の糧を得るために、調弦も出来ない、楽譜も読めないヘタッピーの生徒たちに音楽のイロハから教え始め……また、確かに休日も猛練習をしたとあったが……その過程がすっ飛んでいて、一気に上達したように思えて現実感が伴わなかった。 で、生徒側に2人ぐらいバイオリンに秀でた生徒がいたが、彼等と先生の交流感もなんだかとっ散らかっていて、先生を初めとしてどのキャラクターにも突出した魅力を感じなかったな。 ラストでは、先生だけが成功しちゃって……ってな感じで……。 生徒の一人も相変わらずカード詐欺ってか~……ってな感じで……。 マフィアがもっと絡んでくるかと思ったが、絡んできたのはどこの国でも卑劣でいけ好かない警察ってか~……ってな感じで……。 スラム街とオーケストラという立派な材料は揃っていたが、それを美味く調理出来ていないという感じだったかな。 でも、少女2人のバトルは迫力があったな。 バイオリンの少年とウクレレ?の少年とのセッションはナイス・ミュージックだった。 何はさておき、サンパウロ交響楽団のオバちゃんの眼力は半端ではなかったので、一見の価値はあったとしておこう。
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