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シーモアさんと、大人のための人生入門 (2014)

SEYMOUR: AN INTRODUCTION

監督
イーサン・ホーク
  • みたいムービー 136
  • みたログ 256

4.15 / 評価:212件

今更だけど

  • kor***** さん
  • 2018年12月26日 3時45分
  • 閲覧数 391
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

渋谷UPLINKが満員で鑑賞できず、唯一上映していた吉祥寺に急遽移動して滑り込みで鑑賞。
時は経ち、今ではDVDで繰り返し鑑賞している自分にとっては宝物のような映画です。


作品そのものには、観る人をアップダウンさせる演出は少ないです。従って、他の方のレビューにもあるように物語として鑑賞するには少し退屈かもしれません。
映画というより、ドキュメンタリーであるかもしれません。


何が素晴らしいかと言えば、インタビューで随所に散りばめられるシーモアさんの智慧。
音楽を通してイメージを形にしていく事で、心の奥深くに眠る本当の自分の姿を現実に形創っていく事に繋がる。
音楽での教育は、生徒の感情的な反応を引き出すこと、そして生きる力を与え、鼓舞すること。

芸術に携わる人間は特に、常にそれを疑いながら日常を生きていく必要がありますが、その暗澹とした不安の闇の先に、道しるべとなる灯火を持ってシーモアさんが立っているようです。

若くして指導者になったシーモアさんに、昔の教え子が「プロとして、戦うべき事から逃げたのではないか?」という核心に迫る質問も投げかけられますが、そのような場面もカットされずに物語に組み込まれているあたりに、作り手の誠実さを感じます。

シューマンの幻想曲第三楽章の演奏は、壮大なスケールながら、シーモアさんに暖かく背中を押されているような、筆舌に尽くしがたい素晴らしさです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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