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バチカン・テープ
2016年7月9日公開

バチカン・テープ

THE VATICAN TAPES

912016年7月9日公開

Saudade

3.0

非聖書的な妄想話

エンターテイメント性ではは面白い映画です。しかしカトリック教会を含め、多くの正当なキリスト教会が持っている聖書概念からは程遠い解釈の内容です。聖書の教えは今現在も悪魔の支配する世の中です。しかし、イザヤ書、エゼキエル書、黙示録などの預言書に掲示される予言は反キリストの支配する世界(艱難)がこのような形で訪れるとは言っていません。まして悪魔やその支配下にある悪霊も元々は人やこの世の全てと同じ神様が作られた(創造された)被造物であることを聖書は教えています。その被造物である悪魔や悪霊が最後まで創造主なる神様に勝てるなどと言う事は聖書を調べる限りあり得ない事なのです。この映画を作成するにあたっての製作者、キャストなど全てがキリスト教徒ではない事からも明らかですし、ロサーノ神父役のマイケル・ペーニャさんなどはキリストの信仰を全うから否定しているサイエントロジーと言う新興宗教の信者でもあります。そのような人物が本当に聖書的概念を持って演じられるとも私は思いません。まあ怖いもの見たさ、娯楽としてみるには良い映画だと思いますし、何か映画から社会、倫理について学ぶものがあればそれで良しとするフィクション映画でしょう。ただこのような不可解現象がある、或いは起こる、信じると言った誤った考えでみるべき映画ではありません。

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