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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK ‐The Touring Years (2016)

THE BEATLES: EIGHT DAYS A WEEK ‐ THE TOURING YEARS

監督
ロン・ハワード
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4.15 / 評価:963件

今日この日…

  • followme_maggots さん
  • 2016年12月8日 23時47分
  • 閲覧数 783
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

36年前の今日この日、ジョン・レノンは射殺された。
今日はたまたま暇が出来たので、ジョンへの追悼の意も込めて映画館に行くことにした。この日にこの映画を観れるのは光栄なことだと思う。

とにかく音楽が大好きで、世界1になってやるんだという単純明快な目標を掲げてバンドを組んだ、恐れ知らずな田舎の4人組。彼らの音楽とスタイルは人々をどうしようもない位の熱狂に陥れた。なぜあなた達はこんなに人気なの?と尋ねる記者に「さあ、さっぱりわからないね笑」と彼らは答えていた。本人達の予想を凌駕して正にあれよあれよと名を馳せていったのだ。明日はどんな奇跡が起こるんだろうと、無邪気に顔をキラキラさせた4人組が眩しい。

彼らの駆け出しと同じ頃は、ビキニ環礁での核実験やベトナム戦争、そしてケネディの暗殺などで不安が渦巻く時代であったことも取り上げている。こうした不安な社会状況が人々によるビートルズへの熱狂に拍車をかけた理由の1つである、という推察だろう。
ビートルズの中の誰かが「正直、そんなこと(上記の事件)は僕らにとってどうでもよかった」という旨を述べていた。彼らは音楽に没頭し熱狂に応えることに忙殺されていたからだ。正に週に8日働くような忙しさだ。
だが僕が今日この日に観たからか、これらの歴史的事件を映画に差し込むことは、ジョンのあの忌わしい最期への伏線としての意図もあってのことなんじゃないかとも思えた。

この映画の見どころの1つは、観客の熱狂ぶり。女性の顔が映ることが多いのだが、泣き叫ぶ彼女らのクレイジーっぷりにはア然とするし苦笑してしまう。確かに、お前ら音楽全然聴いてねーだろ笑 って感じ。
シェイスタジアム(最大の野球場)のコンサートでのファンの叫びは、画面を隔てても恐ろしさを感じる。ギャーなんてかわいいもんじゃない。ゴオオオォォォ…ってかんじ。なにこれ怖い…。4人、よくぞあの真ん中に立って歌い通したな…しかし負けじと彼等が声を振り絞って歌った歌は、その圧倒的な叫びにことごとくかき消されてしまう。
彼らが声を絞るようにして歌ったHELP!が切実で泣きそうになってきた。
そのようにしてビートルズは熱狂に疲れきってしまった。

でもリアルタイムでビートルズのファンだった人達が羨ましい。自分もあの時代に生まれていたら、彼らのアイドル以上のカリスマ性を持ったカッコ良さにも、傑作ばかりの曲を作りまくるアーティストとしての素晴らしさにも、思わず泣き叫んでしまうかもしれない。

とても切なくなる映画だった。しかし何度でもみたくなる。
はあ、なんですかねーこの映画。このレビュー書いてるとじわじわと泣けてくるんだよね。

最後に、ジョン、ジョージに追悼の意を捧げたい。ポール、リンゴ、これからも元気でいてくれ。
ビートルズ、本当に本当に頑張ったね。ありがとう!

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