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東京喰種 トーキョーグール (2017)

監督
萩原健太郎
  • みたいムービー 883
  • みたログ 4,553

3.51 / 評価:3,677件

漫画だからしょうがないのかなあ?の連続

  • サンゴ さん
  • 2019年4月29日 10時06分
  • 閲覧数 1131
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作は最初のほうを少し読んだことがあるぐらい。
映像はほんとにすごいと思う。
グロいし、綺麗だし。
演者さんもうまい人が多く、特に窪田さん、清水富美加さんは素晴らしかった。
ただ、大泉洋さんの真戸役は合ってなかった。
漫画だと何の違和感もない長髪白髪の老人も、実写化するとコントにしか見えず。それを、もともとコメディ出演が多い大泉さんがやるもんだから、中の人のイメージも相まって完全にコント。
こういうビジュアルって別に原作に忠実にする必要ないんじゃないのかなあ。
でもまあ、役者陣はほんとに頑張ってたと思います。

でも話がわかりにくい上に地味。
グールなどという、人間ではないけど人間そっくりの、人間を食うことでしか生きられない生物がいて、人間のふりをしてそこここに潜み、時々人間を殺して食っている。
なんていうとんでもない事態なのに、世の中は実に平穏で、このグール捜索班もほんの数人しかいない。
違和感しかない。
原作もそうなんだからしょうがないのかなあ。

戦闘モードのグールは化物化してものすごく強くなるのに、それを一人や二人の、ごく少人数で相手する捜索班。
白髪の博士なんて、突然手からグールの触手が生えてきて、これもなんだかめっちゃ強い。
うーん、漫画だからしょうがないってレベルなのかなあ。

漫画だからしょうがないっていう設定を全部のみこんだとして、その先にあるのが、人しか食えないグールが、自分も生きていていいのか悩むという、若きウェルテルの悩みみたいな話で。
人間側から見ると、いや、死んでくれよ、と思う。普通に。

グールは攻撃時にはものすごく強いってだけで、あとはいいこと何もない。
人間はうまいらしいが、他のものは基本的に食えない。
生臭くて馬のクソを食っているような味がするらしい。
ひと目をはばかるために、普通のものを食べるシーンがあるのだが、トラウマになりそうなほど気持ちが悪い。
でも、コーヒーだけは飲める。コーヒーが飲めるなら他のものも飲めるのでは・・・紅茶とか日本茶とか烏龍茶とか・・・と思うが、まあこれも設定なのでしょうがない。
で、とにかく隠れてひたすら逃げ回っている。

グール側から見ると、ナチスドイツのユダヤ人狩りみたいな感じである。酷い話である。
でも、食われる側の人間にとっちゃ、そりゃ排除するしかないじゃん、グールさんよぉ。

しっくり来ないのは、自力では圧倒的に強い捕食者側のグールが弱者として隠れて逃げ回ってることで。
グール人口がどれだけいるのか知らないけど、一致団結して革命でも起こすとかできないのかね。
まあ、漫画なんだからしょうがないんだろうけど。

この映画を見てると、漫画だからしょうがないのかな。しょうがないんだろうな。って思うことが多すぎて、この世界に没頭できない。
漫画原作の映画だからといって、いつもこんなふうに諦めてばかりいるわけでもないので、たぶん、そのあたりの描写なり説明なりが足りないんだろう。

うーん、たぶん、単純に、あまり面白くない。
演者さんたちはめちゃめちゃ頑張ってるんだけどねえ。
映像も綺麗なんだけどねえ。
やっぱり、脚本がいまいちなんだろうなあ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
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