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ジャニス:リトル・ガール・ブルー (2015)

JANIS: LITTLE GIRL BLUE

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3.70 / 評価:66件

歌をうたうということ

  • kin***** さん
  • 2016年11月25日 22時45分
  • 閲覧数 726
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

今から25年くらい前、池袋の映画館でレイトショーで観た『JANIS』。
あの時初めてジャニスが動いているのを見た。
当時はYouTubeなんてなかったから、
気軽に見れるもんじゃなかったんだよね。

で、今回の『リトル・ガール・ブルー』ですが、
『JANIS』よりもどういう人物だったのか、
どうして歌をうたうようになったのかがより明確に描き出されている。
ジャニスの兄弟や友人、一緒にすごしたミュージシャン等々の証言がとても貴重だ。
そういったアプローチにより、高校の同窓会に出席した時の、
ジャニスのやるせなさが前作よりもすごく伝わってくる。

歌をうたうというのはどういうことか?
聴きたくなる音楽とは何なのか?
現在のヒットチャートに溢れる楽曲たちには全く無いと言っていいような感覚があふれている。

ジャニスは類い稀な「声」を持っていた。
でも、それ以上に歌に対する「感性」が備わっていたから、
今も聴き継がれているのだと改めて感じた。
声量や声質だけでアーティストと言われている今の歌い手たちは、
この映画を観て猛省してもらいたい。

最後に、ひとつ気になったのがアーカイブ映像の「粗さ」。
古い映像でコンディションが悪いのは仕方がないのだが、
デジタルのブロックノイズ的なのが散見された。
どう考えても当時のフィルムやビデオでは出ないタイプのノイズ。
これはアーカイブ映像をキャプチャーした時の設定が間違っているのではないか?
字幕のエッジは乱れてなかったので上映マスターが荒れているのではない。
もしかして原版に近い素材ではなく、
質の悪いデジタル化した素材しか手に入らなかったのだろうか?
まさかYouTubeから拾った映像を素材にしているのでは?と思ったくらいだ。

元々、4:3の映像を16:9で上下切っているので、
ジャニスの頭が画面からはみ出したりと、
いろいろと見づらくなったのが惜しい。
こんなことになるのならアーカイブ映像は全て4:3で良かったのでは?
内容はとても良かっただけに、この仕上げの甘さは致命的だと思う。

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