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ジャニス:リトル・ガール・ブルー
2016年9月10日公開

ジャニス:リトル・ガール・ブルー

JANIS: LITTLE GIRL BLUE

1032016年9月10日公開

bakeneko

5.0

ネタバレ素顔は結構繊細だったのね

1970年に27歳で早世した反骨の女性ロックシンガー:ジャニス・ジョプリンの軌跡を、彼女の歌声と共に綴ってゆくドキュメンタリーで、テキサスの中小都市で生まれた少女がサンフランシスコに出てバンドを結成して一躍時代の寵児となるが、ストレスからドラッグとアルコールに溺れて人気絶頂期にオーバードーズで急逝するまでを、親族と関係者の証言や写真を提示しながら駆け抜けてゆきます。 歌の才能が開花して僅か5年で亡くなったにも関わらず、完全に自己のスタイルが確立しているーパワフル&ソウルフルな歌唱に天才性を感じさせる一方で、“あの歌い方で良かったかしら?”と気に病んでいたことにも驚かされますし、テキサスという保守の土壌で育ちながら徹底してリベラルなスタイルを貫いた知性にも感銘を受けます(学校で苛められたわけだ…)。 親族はもとより、大学の友人、音楽仲間やプライベートで親密だった女性まで出てくるのみならず、出演時のTV放映の様子や、ジョン・レノンやクリス・クリストファーソンのコメントまで集積して見せてくれるドキュメンタリーで、流れる歌にはロックの魂が籠っていますよ。 ねたばれ? ロサンゼルスとサンフランシスコってライバル関係なんだ!

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