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甲鉄城のカバネリ 総集編 前編 集う光 (2016)

KABANERI OF THE IRON FORTRESS

監督
荒木哲郎
  • みたいムービー 25
  • みたログ 257

2.73 / 評価:177件

(初見)『Kの系譜』は、終わらない!

  • u_r******** さん
  • 2017年1月30日 4時32分
  • 閲覧数 824
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

2016年最後に公開されたアニメ映画かつ松竹映画。

モンストや妖怪ウォッチ、ポッピンQなど『アニメの当たり年を締めくくる~』なんて言い回しの作品が出まくった12月。縁あって全て観ることができましたが、一番面白かったのは何かと問われたら私は『甲鉄城のカバネリ』を推します。

テレビ版は未見。
予告のイメージからゾンビ映画な印象で観始めたのですが
(そしてまあ、実際ゾンビ(カバネ)映画ではあるのですが)

それよりも、人間ドラマのほうが、強く描かれています。
しかもそれが、全く無駄じゃなく、無理なく、物語の中心になっています。

人間でもカバネでもない存在になってしまった青年が同じ境遇の少女と出会い、
周囲の偏見にさらされ、大事なものを失い、傷つきながらも、
人々と、同じ存在であるお互いを守るために戦う、
とっても熱のあるお話です。

この二人のキャラクターにも一瞬で惚れ込みました。
ヒロインの無名が、子供のくせにセクシーでかわいく、かつかっこいいのはもちろん、
もうひとりの主人公生駒もけなげでいい奴なのです。
ほのぼのとしたやりとりをいつまでも観ていたくなる男女ペアは世にいっぱいいますが、
この二人は戦ってても喋ってても魅力的なので、どんなに息の詰まる場面でも見続けていられます。

前後通して観終わった後には、通常のゾンビ映画ならありえない希望を感じることができます。
そして物語が進むごとに、最初はグロテスクに見えるカバネが、「元は人間だったもの」として悲しげに見えてきます。そこは怖さを求める映画とは違う、アクションやドラマに重きを置いた当作ならではの見えかたかと思います。

(ホラー映画的緊張感はさほどありません、念のため。)

本当に、限定公開なのが惜しい作品です。
実際2週間限定だったはずのこの映画、年明けから順次拡大が決まっています。
2016年下半期に話題沸騰となった3本のアニメ映画たちと同じ頭文字「K」を持つこの映画こそ、
『アニメの当たり年を締めくくる~』……どころか、その系譜を2017年へ繋ぐにふさわしい一本ではないでしょうか。さあ、Kのジンクスはどこまで続くのでしょうか。

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