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3月のライオン 後編 (2017)

MARCH COMES IN LIKE A LION

監督
大友啓史
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  • みたログ 3,731

3.89 / 評価:3,025件

バラして3本は映画撮れる内容

  • sou***** さん
  • 2019年2月25日 21時57分
  • 閲覧数 69
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作読んでないから分からないが、きっと、出来るだけ忠実に作ろうって感じなんだろうなぁ、と思う。

長編漫画だったら良いかもしれないが、映画で表現するには要素が多過ぎる。前後編も、原作読んでない人間には無駄だった。後編だけで充分。

構成してる要素の1つ1つは、酷評するような悪さはない。ただ、映画という表現手段を選択したなら、いっぱい枝葉を落として良いと思う。漫画の名場面にスポットを当てて、その場面の為に物語を展開してくれた方が助かる。スポットを当てた場面に不要な要素は全部切り落としてくれ。
映画として、2時間30分でも充分長い。前後編で5時間って…。昔の大作とされる「十戒」(たまたま、自宅のHDにあったので比較対象にした)ですら3時間30分強。要るのか?5時間?十戒でも3時間30分だぞ。

何故、時間の事にしつこいか?人間の集中力はそんなに持たないからだ。1本は2時間30分?それが既に長いっす。

もっと絞って絞って、大筋の太幹から数本だけ枝分かれして欲しかったなぁ。

誰かに支えられて生きている、それはそれでとっても良いテーマだけど、ぶち込み過ぎ。不幸の闇鍋状態だった。原作知らんから、この姉妹にどんだけ不幸を突き付けるんだ…と。でも、この不幸って枝葉でしょ?主人公の将棋がメインだろうし…、この後、更に不幸になるんじゃね?そんな予想してしまうわけ。昭和の昼ドラ5話連続上映見てる気分。

散らかった要素も、長編漫画なら分かる。連載をちまちま伸ばすには、事件が起き続けないと話は続かない。でも映画って、簡潔にまとめ上げるのも腕の見せ所でしょ。分厚い小説も2時間でまとめてしまう。そこに映画の良さってあると思う(それだけじゃないけどね)。
正直、この映画の中にある要素を分解したら3本くらい別の作品が撮れると思う。バラした要素を深く深く切り込めば悪くないと思うけどね。例えば、原作のスピンオフで作るとかもありだったんじゃないかなぁ。
この内容だったらファンじゃなければ退屈してしまう。実際、自宅で観たので、途中携帯いじりながら鑑賞した。そこそこの数の映画を観てきた僕だが、携帯いじりながら観るのはかなりレアケース。

それと、本編とエンディングテーマの曲調がミスマッチ。前後編共にやっちまった感満載。あぁ、大人の都合っすね?と感じた。邦楽を聴かなくなって30年近いので、流行り廃りは疎い。だが、良い曲ってのは良いと思える耳だと思ってるし、映画のマッチングや場面とのマッチングは常に気にしてる。大人の都合と思わせるくらい、本編とエンディングテーマの曲調が合ってないと思った。
BGMも全体的に良いとは思う作品ではなかったので、そんなもんと言えばそんなもん。曲そのものが悪いというより、音量だったり曲のチョイスだったり、そのあたりが作品通して僕の好みではなかったね。

作り方変えたら、もっとマシな評価していたと思う。
裏読みすれば、映画で必要以上に金儲けを目論む連中のせいで、この手の手法が頻出してんだよね。作品性よりゼニ重視。無駄な前後編とか最たる例だと思ってる。監督さんも大変な時代でしょうね…と思うよ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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