あらすじ・解説
山口県のホールで開かれた講演会で、白髪の石崎誠吾(升毅)は、およそ12年にわたる最愛の妻八重子(高橋洋子)の介護体験について口を開く。最初はどんどんいろいろなことを忘れていく彼女に戸惑い、つらい思いもしたが、彼は妻がゆっくりと時間をかけて別れを言おうとしているのだと悟る。元音楽教師の八重子は、好きな歌を歌うと笑うときもあり……。
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作品レビュー(36件)
- yos********
3.0点
がんを患いながらも アルツハイマーの妻の介護をする とても高尚なお話です。 公務員であり 介護の講演をし 家族や友人の理解や補助があり 主人公はめぐまれた環境だったと思います。 もちろん、がんを患ったこと 妻がアルツハイマーになってしまったこと それが恵まれているとは言わないが 多くの人はこのようにはいかない。 まして、都会に暮らし近所づきあいも希薄で 友人との交流もなく DINKSである夫婦だとしたら これは全くの夢物語。 それはそれは壮絶な生活になると思う。 そちらの方が多くの共感が持てたかもしれない。 介護や看護は、愛のもとに行えることだが 優しさだけを与え続けることなんて所詮無理。 経済的、家庭的、精神的、体力的の 余裕のあるものだけが与えられるものなのかな とつくづく思った。 こんな風に介護してもらえたら嬉しいだろうけど。
- ナット
5.0点
ネタバレなにも言えなかったです
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mon********
3.0点
脚本も演出もカメラワークも台詞も何もかも。泣かせよう泣かせようという監督さんの意図が少し痛いですね。老人の集いかなんかの定番になるのでしょうけど・・・枡さんはやっぱり舞台向きだと思う。
- mnk********
4.0点
退屈するか心配していたが驚いたことに 升毅さんと高橋洋子さんの演技に引き込まれて 満足してしまった。 それはうれしい。日本映画のファンとしては 地味でもしっかりとした映画が撮れることの 証明でもある。 しかも若年性アルツハイマーを扱いながら 語るのはラヴストーリーであることにも 泣かされた。 高齢のラヴストーリーを映画で成功させるのは 難しい。監督の真摯な思いに他ならないだろう。 升毅さんをテレビ等で拝見したことはあるものの こんなにも愛にあふれた存在でいられること。 高橋洋子さんはデビュー映画の『旅の重さ』から 大ファンだが、自然でムリがない納得の安定 した演技と柔らかさ。 僕のなかでは御二人に、大切な主演男女優の賞を贈呈したいほどです。
- bkn********
2.0点
う〜ん ラブホテルの下りは、実話でないなら必要なかったのでは? 他が良くできてので残念です。 高橋洋子さんの演技は素晴らしかったです。 主演の升毅さんは、老人役にしては大き過ぎるかなと…
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