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たたら侍 (2016)

監督
錦織良成
  • みたいムービー 165
  • みたログ 1,096

2.37 / 評価:1018件

良いところもあるけど、後半の脚本がひどい

  • p_f******** さん
  • 2020年8月23日 18時00分
  • 閲覧数 292
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

四季の風景や霧を多用した映像が良く、製鉄の再現、村のセット、実物大に復元された北国船などに
かなりお金をかけていて、立派です。キャストもけっこう豪華です。戦場は命の危険を感じる場所であることもうまく表現できており、映画の前半は悪くありません。しかし、ここからのストーリーがぼやけてしまって、残念な映画です。「村を守りたい。村を強くしたい」という想いで侍になったのに、その敵はいったい誰なのか。信長・秀吉軍でもなさそうだし、毛利や尼子軍でもなさそうで、村の内側にいる傭兵でもない。敵が不明確なので、主人公は右往左往し、言葉も発しないで茫然としているばかりです。最後の最後に太刀を振り下ろしますが、それさえも中途半端。そして、クライマックスの戦いが、また意味不明です。村人を無視して、この両者は何を争って戦っているのか。さらに、ラストシーンは雪で子供が遊ぶ冒頭のシーンと重ねて、思わせぶりですが、ここも説明が足りません。結局「侍になって騒ぎを大きくして、多くの人命が失われたけど、徳川の平和な時代が来てよかったね、ということ?」とつっこみを入れたくなります。
状況に翻弄されることは誰にでもあって、そこにリアリティがあるというレビューもあるようですが、そういう問題ではなく、根本的なプロットができていない脚本だと思います。
また、クライマックスの殺陣で「そんなポーズで止まるか?」という違和感や、鉄砲はそんなに簡単には作れないでしょという違和感もありました。35㎜フィルムなど、費用をかけた映画なのに、残念なところが多いです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 恐怖
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