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シークレット・オブ・モンスター (2015)

THE CHILDHOOD OF A LEADER

監督
ブラディ・コーベット
  • みたいムービー 135
  • みたログ 475

2.80 / 評価:357件

懐かしくって☆一つプラスしちゃおう!

  • fg9******** さん
  • 2018年1月25日 10時22分
  • 閲覧数 1186
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは解説のとおりと書くような内容はないが、取り敢えずは書いておこう。
 『ヴェルサイユ条約締結直前の1918年、フランスにやって来たアメリカ政府高官には信仰心の深い妻(ベレニス・ベジョ)と、人形のようにきれいな息子(トム・スウィート)がいた。
 しかし、その少年は教会へ石を投げたり、部屋に閉じこもったりなど奇妙な言動を繰り返し、理由のわからない両親は当惑する。
 周囲の心配などどこ吹く風の彼は、ヴェルサイユ条約が調印された後のある晩に……。』
 お偉いさんたちが大勢集う晩餐会の席上で、信仰心の深い母親の眼の前で「神なんか信じちゃいない!」などの悪態を吐くのだった。
 これを以てして、少年は癇癪持ちとされ、タイトルの『シークレット・オブ・モンスター原題=THE CHILDHOOD OF A LEADER(一指導者の幼年時代)』が描かれるのだが、「一指導者」とは、ヒトラーやムッソリーニを指すのだろう。
 ジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」に着想を得ているそうだが、別段サルトルに楯突こうとは思ってはいないものの、独裁者誕生とする根拠には若干ユルユルだと感じてしまったな。
 そもそも論になってしまうのかも知れないが、幼年期の異常な癇癪持ちが常に独裁者になるとは限らないのでないかな。
 むしろ、頭脳明晰でコミュニケーション能力に秀で、人心掌握に長けたカリスマ性のある善と悪の狡猾な二面性をわきまえた人物こそが独裁者になり得るのではないかな?
 な~んて、ヒトラーやムッソリーニを容認する気は毛頭ないが……。
 以上のことはどうでもよろしいが、ラストの独裁者の配役を見て、あっ!そうか!やっぱり、そういうことなのか、と漸く気付いた次第であった。
 後は、これだけは書いておこう。
 使用人モナが解雇された時の捨て台詞はカッコイカッタな。
 なお、不穏な雰囲気を煽る音楽はスコット・ウォーカーとあり、なんか引っかかったものがあったので調べてみたら、『太陽はもう輝かない(1966)』で全英1位の大ヒットを飛ばした「ウォーカー・ブラザース」のスコット・ウォーカーと同一人物だった。
 『ダンス天国』なんていう楽曲も流行ったな。
 当時はザ・ビートルズに心酔していたが、スコット・ウォーカーの野太くも端正な高音部には聴き惚れてしまったな。
 御年74歳で健在なようなので、懐かしくって☆一つプラスしちゃおう!

 (メモ 総レビュー数:2847件、2018年度:32作品目)

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