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アメリカン・レポーター (2016)

WHISKEY TANGO FOXTROT

監督
グレン・フィカーラ
ジョン・レクア
  • みたいムービー 5
  • みたログ 92

3.14 / 評価:65件

命の洗濯の後は命懸け

610 
原題「WHISKEY TANGO FOXTROT」
邦題<アメリカンレポーター>2016年  パラマウント



原題は軍の無線交信ではアルファベットの聞き間違いを防ぐ為に
Wをウィスキー Tをタンゴ Fをフォックストロットとコール
するからWTFは音標で
What The Fuckの意味
クソッタレ 、 ゲリッタレ
(日本語で1イチと7ヒチみたいな感じ書けば違いが分かるが耳では
聞き取り難い、混線や雑音や周囲の音やら諸々)
キムベイカー 
USMC大佐役で ビリーボブソートン

<メイキング 削除 未公開シーン>特典映像
2003~2006年 アフガン EMBEDレポーター


一応実話がベースの話
何処までが本当か分からないがコメディだからこそ描ける
<アメリカがアフガンでやってる事と住民との乖離>(批判)
<女性ならではの苦労と”現地でのモテモテぶり”>
<メディアのゲリッタレぶり>部分は笑えるけど本当は酷い事だ
(当初は熱心に報道したが死傷者が出ても報道しなくなる)


決してアメリカ軍を批判してないがそれでいてアメリカ軍を礼賛
しているとも思えない内容なのだが・・・・・・
しかしアメリカ軍が撮影に協力してる(FOBの設営や恐らく
車両やヘリ等の提供も、メーキングで説明していた)
キャプテンフィリップスは明らかに<USA USA><アメリカ万歳>系の
映画で海軍の全面協力が有ったが、アメリカ批判とも受け止められる場合や
失態が描かれると流石にアメリカ軍も協力しないしそもそも撮影側も
打診しないだろう。


NYCのTVレポーターで居場所がなくなり幾ら漕いでも前に進まない
自転車で走ったり幾走っても前に進まないベルト上で走る事に
嫌気が差し、局側もアフガンでのレポーターを必要としていてそこに
派遣された女性の<糞闘>と<奮闘>を描く、レポーター同士の
特ダネ争いや「本国では50点の女性でもアフガンなら90点」という
需要と供給の関係まで解説される、だとすると握手系アイドル
でもアフガンなら50点は貰えそうだ。

初めてのお使いならぬ従軍取材でパトロールに同行する際に
下士官に怒鳴られる<そのバックパックでは標的になる>と
ド派手なオレンジのブランドバック(ブランドは忘れたが丈夫な
アウトドアブランドだった)を咎められ、色を隠せと
<ガムテープを巻いて地味に目立たぬようにさせられる>

通訳が元の職業は医者だったがタリバンのせいで通訳でしか
生計が立てられない状態になってるがアメリカを敬愛してる
訳でもない複雑な感情や他の記者が移動中にタリバンに
誘拐されたり、アフガンの大臣がクズだったりどこまでが
本当か知らないが復興なんか不可能だと思い知らされる。

女性のトイレの問題<糞闘>とかさらりと触れる
パトロール車両全てが彼女の為に停止して警戒する事態に
通信で「彼女がダンプしてます/大」「ピーなのに酷い/小」

他にも笑えて笑えないのがアメリカ軍が村に井戸を掘っても
掘っても”タリバン”が直ぐに井戸を破壊して何度も修理
するの繰り返しで、そのレポーターが村の女性に付いて行くと
「川まで水汲みに行きそこで話しをするのが唯一の息抜きで
 井戸を掘られると会話が出来ないから井戸はいらない」と
 聞かされそれを大佐に伝え大佐に褒められ感謝される。
(つまり相手の要望など関係なしに小さな親切余計な自己満足の
典型で日本が行なう経済援助と同じ事してる)




ラスト近くでアフガンでの従軍取材中の対象だった海兵隊員が
両足を吹き飛ばされ退役した家庭を訪問するシーンがある
会話も印象的だったがその労働者階級家庭の雰囲気と
庭に国旗と海兵隊旗が掲げてあったのは流石アメリカだ・・・
それだけ誇りを持つ。
(彼女の取材対象でその報道の結果異動になりそこで
 IEDに足を吹き飛ばされる、しかし彼女を恨むでもない)
時々書くけど主演(キャスティング)演技力 脚本は揃って
当り前なんだからこの海兵隊兵士役みたいな脇役が
本来は重要、マリーンだからクレージーな
奴等も多いしそこがコメディだから笑える。
戦闘シーンは2回だけ、待ち伏せにあい反撃しT社製の
ゲリラやテロリスト愛用ピックアップトラック/機銃を搭載に
<長槍>を撃ち込んで8万ドルも無駄にするなという台詞も印象的だ
(兵士の命や手足よりは8万ドルが安いし口では怒ったが実は怒ってない)

ある国でも(あくまでも自称であって履き違えと勘違いと口先のみで
実行はしていない)愛国者NUが大量に存在しており有事には
喜んで手や足を喜んで<国の為に捧げる>のだろう。
場合によっては命まで・・・・・


大手配給会社だから字幕や言語で多くの選択枝と特典映像が
あったのはWELL DONE 
虚実を織り交ぜて完成した映画で何処までが本当で
何処までが嘘が分からない、コメディーとしては
面白いしアメリカの酷さも描く。
(戦闘シーンもコメディの割にまあまあ)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 勇敢
  • コミカル
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