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幸せなひとりぼっち
2016年12月17日公開

幸せなひとりぼっち

EN MAN SOM HETER OVE/A MAN CALLED OVE

1162016年12月17日公開

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3.0

北欧福祉大国の実情描写が主眼ではない

タイムリーなことに在スウェーデン日本人が執筆した彼の地の福祉や国情・国民性などを記した本を読んだ後なので興味深く拝見。※福祉先進国というのはイメージだけで実情は相当シビアらしい。 とは言っても最初はアメリカ映画と思い込んでいたので、ベタベタのファミリーファンタジーだろうとスル―しようとしていたのだが・・・ 綺麗に区画されたスウェーデンの郊外型新興住宅街。 そこのある家に一人で住まう高齢男子。どうやら町内会?の見回りが日課らしくルール違反者にはがみがみ口うるさい。 職場でも小うるさい老害社員だが、ついに肩をたたかれる日がやってくる。 憤慨の余り帰宅後身辺整理を済ませ首を吊ろうとするが、隣に引っ越してきたスウェーデン人男子とイラン人女子の子連れ夫婦が思いっきりルール違反をしでかしたため、自殺取り止めで厳重注意をする。 それからは老人と引っ越し家族、老いた捨て猫、いがみ合う住人、杓子定規なお役人などとのすったもんだが繰り広げられ、自殺もままならない状況に引き込まれるという、切なくもハートウォームな群像劇。 エピソード挿入が散文的でややとっ散らかり気味。米国映画のような明確なエンタメ的盛り上げなどはないものの、逆に落ち着いて鑑賞できたというポジ印象は残る。 3.3の三ツ星 少し面白いと思ったのが、あの住宅街に住めるような人達は恐らく中流以上と思われるが、アメリカよりも庭の広さや家の作りがコンパクトで慎ましさを感じた事。 それからサーブ乗りとボルボ乗りは仲が悪いということ。笑 それにもましてドイツ車乗りともなると強烈なジェラシーと憎悪を掻き立てられるということ。 スウェーデンの一側面を知るという意味でも見る意義はあるかもしれない。

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