2016年9月17日公開

とうもろこしの島

SIMINDIS KUNDZULI/CORN ISLAND

1002016年9月17日公開
とうもろこしの島
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(15件)


  • aci********

    2.0

    退屈

    本の老人と海よりマシだが退屈 東欧少女の美術的な美しさくらいしかよく分からなかった

  • joz********

    2.0

    アマチュアレベル

    同じアブハジア紛争を描いた【みかんの丘】が素晴らしい映画だったので、期待して観ました。 完成度としては足元にも及びません。 監督の意気込みと技量のお粗末さがかみ合っていません。 良く言えば「印象に残る映画」。 正直言えば、鑑賞に耐えられないアマチュア学生と同じレベル。 ・・・・・・・ 戦争の空しさがテーマだろう? なのに、老人が偶然出来た中洲にトウモロコシ畑を作ろうとする、「無謀な」試みの記録でしかない。 結末は最初から見えている。 戦争の空しさと老人の無謀な試みとの関連性が全くなし。 映画として破綻している箇所多数。↓ 少女が大人の女性になる微妙な時期を描いているが、負傷した敵兵(ジョージア人)との唐突な恋愛感情。 老人が中洲で見つけた「金属製の何か」を何度も描くけど、その正体がサッパリ説明不足。 負傷兵の突然の失踪。 パトロールボートに乗っていた一人がその後の負傷兵なんだけど、気付く人は希だろう。 まるで少女を舐めるような撮影は、監督はロリコン趣味で間違いなし。 あの人形と少女の実年齢とのギャップありすぎ。 船を漕ぐ技術があり得ないほど下手くそ。 最後に、男が見る影もないほど小さくなった中洲にボートでやって来るんだけど、彼はアブハジア軍の指揮官だったとは殆んどの人が気付かないでしょう。 あれは、姿を消した負傷兵にした方がベターでしょう。 このように破綻している箇所がてんこ盛りなので、辛口な評価としては「映画の体を成していない」でしょう。 しかし、不思議なことに、間違いなく「印象に残る映画」なのです。

  • бочка

    5.0

    映像美術

    木の板で土台から小屋を建て、まっさらな土地を耕し、とうもろこしを植え、収穫する。自然と共に生きる美しさと静寂。セリフがほとんどないのに、映像の美しさに魅せられた。まるで芸術作品のような、印象に残る作品だった。

  • abc********

    3.0

    少女がよい

    少女の膨らみかけた胸が綺麗に表現されている。 濡れたシャツが体のラインを露にした、表現は見所。 ただ、裸体のシーンが暗闇で後ろ姿なのが残念。 お尻だけでも、明るいところで晒して欲しかった。 ロリータ好き、貧乳好きには堪らない作品。 この若手女優の今後に期待。 日本でも、このくらい体を魅せられる、少女的女優が出てきてほしい。

  • dkf********

    2.0

    監督の独りよがり的な凡作

    正直こういうのは困ってしまう。併映の「みかんの丘」が稀に見る傑作だっただけに、これも同列で語るべき傑作かも?という大いなる期待感を持って観たのだが、全くの凡作としか思えなかった。 監督のやりたいことはわかる。極力セリフを廃して全てを映像で語らせるこの手法は誰でも出来る技巧ではないにも関わらず、この監督の場合はそれをしたいがために無理に背伸びして、わざと作品を難しくしているようにしか見えないのだ。 なによりストーリーが致命的に退屈だ。河の中洲のわずかな場所でとうもろこしを育てることにリアリティがないし、少女の存在もストーリー上のたいしたアクセントになっていない。そもそもただイメージを映像化しただけのようなこんな話の一体どこに反戦メッセージを感じろというのか?あまりに言葉足らずとしか言いようがない。この作品を反戦映画として語ることに無理があるのは明らかだ。 「みかんの丘」は何を置いても絶対見るべきだが、こちらはスルーしても映画ファンとしてのたいした損失にはならないと思う。 個人的にはこれほどの高レビューが不思議に思えるが…

  • dra********

    5.0

    純朴な自然と向き合って生活をする映画

    おじいちゃんが朴訥に働く姿が格好いい。 変な今風の笑顔もなく、おじいちゃんを手伝う女の子が質素で純朴でかわいい。 中州でとうもろこしを育てるという自然の生活が風景とあいまって綺麗。 セリフが多いと、自然と人間の対峙でなく、感情を交錯させる人間と人間のドラマになってしまうから、この映画はセリフが少ないのがいい。 この映画の良さを伝えるイメージワードが無いな。

  • oom********

    2.0

    ネタバレ結末以外は

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • スーザン

    3.0

    どんな状況下でも生活がある。

    『みかんの丘』と同じくアブハジア紛争が背景。 そして同じく、紛争下でも人々の営みは黙々と続けられ、そこには逃れようのない生活があり土地があるという物語。 ほとんど台詞無しで綴られる祖父と孫娘の生活。 島にトウモロコシ畑が出来ゆく過程が興味深い。 直接的に紛争に巻き込まれるわけではなく、どちらかというと自然相手の危うさの方が印象に残る。 だが、年寄りと子供で生活しなくてはならないという過酷さは、説明は無いものの、一家の担い手は紛争によって死んでしまったのだろうと想像させる。 静かなる反戦映画である。

  • 柚子

    4.0

    戦争は、くだらない。 

    川の対岸で、戦争が続いても、中洲に小屋を建て、畑を作るおじいちゃんと孫娘 中洲は、耕した者の土地 生活のため、こうして、トウモロコシを作って生きている たった2人きりの家族 一生懸命に、働く 不穏な戦争の陰 敵兵が、逃げ込んでくる 人の命は、平等 当然、助ける   神は無情と言わんばかりに、嵐が襲う どうやって撮影したのか 所謂の天気待ち? リアルな映像 すごいと思った

  • da5********

    2.0

    ネタバレこういうのはダメ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mai********

    5.0

    大自然の中に生きる

    多くのセリフが飛び交う作品ではないし 劇的なシーンが目まぐるしく映し出されるわけでもない。 ただ、古来より大自然がもたらす災害をも糧にして たくましく人は生きてきたという事を知らされる。 豪雨や洪水で生み出される中州が肥沃な土地であると 最初に調べたのは誰だったのだろうか… 先人の知恵を大切に受け継いでいるお爺さんの姿と 中州とは違う場所で、でもそう遠くない場所で戦っている 兵士たちと、そんな彼らがお爺さんを手伝う孫娘を冷やかす姿の あまりにも違い過ぎる軽重の差がありありと感じられてしまい 人としてどうあるべきなのか 大自然と共に生きることの意味 悠久の時を紡いできた、人の歴史や地球の時間の重さを しっかりと感じられる作品でした。 『みかんの丘』と共に、必見の作品だと思います。 やはりアニメじゃなく、実写こそ! だと思える作品です。

  • nya********

    5.0

    ネタバレ自然の、紛争地の厳しさ、でも繰返し中州で

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bon********

    4.0

    ネタバレ映画力を感じる一作

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • j9i********

    5.0

    黙して語る

    エングリ川の中洲に一人の老人が降り立つ。 映像が語るものは、幾世代にもわたり営まれたのであろう農民の暮らし。 小島に来るのに使われるのは手漕ぎの小舟だ。 中洲に、先ずは小屋が建ち、地面を耕し、種が蒔かれ、魚を捕り、静かに実りを待つ。 手伝うのは孫娘だ。 黙々と作業する姿に言葉は無い。 セリフは数えるほどしかないが、全く気にならない。(そりゃ、老人一人、もしくは孫との、あ、うんの呼吸。会話はあろうはずがありません。) 退屈なようでいて、いつまでも観ていたくなるような日々の営み。 最初のセリフは孫娘の問いだ。 そして、ここが、どこだかが観客に判る。 トウモロコシの実りを待つ暮らしに時々、小々波が立つ。 川を哨戒するボート。 対岸の兵士。 そんなとき、老人の黙した顔は、さらに岩のようになる。孫娘の顔も緊張する。 季節は移ろいトウモロコシは育つ。 トウモロコシは人の背丈ほども繁る。 ある日、ちょっと困った事が訪れる。 それでも農民はいつもどおりの生活をするだけだ。 そろそろ収穫時だ。 物語は、怒涛の、正に文字のとおり怒涛の展開を迎え終わる。 諸行無常。 日本では、ながくグルジアと呼ばれてきましたが、近年、ジョージアと呼ぶことが正式になった国の人を中心に多国籍の人々で作られた作品です。 静かな映画ですが、大変見応えがありました。 セリフを捲し立てなくても、派手なVFXやCGが無くても、活劇がなくても退屈にはならない。そうゆうものが無くても、作り手の言葉が伝わる映画というものは、決して退屈しないのだと改めて感じ入る映画でした。 そして、本作は、初めて、アブハズ人、アブハズ語という民族に接する機会を得る映画でもありました。 アブハジア地方とは、黒海の東北岸に広がる日本の一つの県ほどの土地です。 ロシアVSジョージアは、日本でも少々メディアに上がる機会もあるので、少しは理解していましたが、恥ずかしながら、私は、アブハジア紛争といわれるジョージア人VSアブハズ人については知りませんでした。 今作品を機会に少し、勉強してみましたが、ソ連崩壊が、独立した民族国家内にある民族が更に独立運動を起こし、さらにそうして出来た小国家から更に小さな民族が独立運動を起こす、いわゆるマトリューシカ構造という図式を知りました。 読むうちに目眩がしそうになる根のこんがらがった民族対立です。 ちなみに、現在は、アブハジアは、いくつかの国にアブハジア共和国として認知されています。(日本国はグルジア寄りみたいです。ロシアがアブハジアを認知したからだと思います。) 本作では、特に戦闘シーンもありませんし、(音はちょっとあります)、説明じみたセリフも、誰かを非難するような演出もありませんが、作物を育て、日々を穏やかに生きる人々の、苦しい胸の内が察せられます。 そして、物語の老人の、どちらの軍人に対しても黙する姿に、私たちは何を見出すのでしょうか。 川の中洲に畑を作り続ける人の営みに、私たちは何を思い出さなければならないのでしょうか。 (追伸) 良い映画だったので、次は「みかんの丘」を観ます。エストニア人との物語みたいです。 ところで、この地方では、昔からトウモロコシを栽培していたそうですが、トウモロコシといえば南米原産。いつ頃、この地方に渡ったのか気になってます。現在調査中。 (余談) 史上初、ヨーロッパ人として相撲で関取になった「黒海関」がグルジア人だったって思い出したのでWikiでみたら、アブハジア紛争の避難民て書いてあった。こんな身近に、この映画に繋がる人がいたのに、当時、まったく関心を持たなかった自分に対して反省の気分です。 黒海関はどんなふうに日本をみたのでしょうか。

  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    9/17公開。 2014年、東京国際映画祭でグルジア映画『コーンアイランド』として鑑賞。 今回予告編を見て、セリフの少ないシンプルで力強い映像ともども、作品の記憶がまざまざと蘇った。 ジョージアと、そこからの独立を主張するアブハジアはエングリ川を挟んで1992年以降紛争状態にあった。 時折り銃声が響くなか、川の肥沃な中州に孫娘とともにやってきたアブハジア人の老人は、今年もとうもろこしの種をまく。 作物が育つ一年間に、傷ついたジョージア兵が畑から現れ、洪水が襲いかかる。 大自然と人間の営みを、詩情溢れた寓話的タッチで描いた崇高なる傑作。 同時上映のグルジア映画『みかんの丘』も是非観たい。

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