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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん
2019年9月6日公開

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん

TOUT EN HAUT DU MONDE/LONG WAY NORTH

812019年9月6日公開

つとみ

4.0

独特のアートワークによるアドベンチャー

独特のアートワークや普遍的でありながら堅実な主人公の成長物語の部分が多く褒められているような印象を受けるけど、観終えて「良かったな」と感じる理由は冒険の部分にこそあると思う。 終盤に過酷なサバイバル状態に突入するのだが、ここからのハラハラやドキドキはアドベンチャーと呼ぶにふさわしい楽しさを届けてくれた。 殻を破って外へ飛び出し、知らない世界を知り、更なる困難に直面する。 それを乗り越える術を特に持っているわけではないので、ヒーローものや少年漫画の類いとは違った、ただありのままを知りありのままを受け入れる。極端な話、主人公のサーシャは家を飛び出した以外に特に何かをしたわけでもないのだ。 それでもドラマチックな作品に思えるのは、やはりアドベンチャーの魅力、アドベンチャーの楽しさによる。 危険だから楽しい、危険だけど危険じゃないというのはちょうど遊園地のアトラクションのようで、童心に返る楽しさもあったのかなとも思う。

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