2019年9月6日公開

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん

TOUT EN HAUT DU MONDE/LONG WAY NORTH

812019年9月6日公開
ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん
4.0

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38%
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(29件)


  • nak********

    4.0

    まあまあ

    おじいさんが見つかるあたりはすごくいい。

  • tatsu8

    4.0

    ロシアアニメ?

    ストーリーがしっかりしている 絵は素朴な感じ

  • stillbe

    5.0

    引き込まれた

    少女が主張したり行動したりする様に自然に感情移入でき、 雪と氷の世界の寒さや絶望感が伝わってきて、 映像も美しく、引き込まれた。

  • たつ

    3.0

    レミ監督

    日米アニメと違った良さがあります ストーリーは定番です

  • NUG

    4.0

    ベタではあるが

    何やら解りにくい日本のアニメより断然いい。

  • mik********

    4.0

    困難や極寒にも耐えた、81分

    単なる冒険ものとはちがった、主人公の少女と船乗りの仲間たちが、船長の負傷を乗り越えつつも、あらゆる困難や極寒に耐えつつも目的地にたどりつくという勇気さとヨーロッパ風なアートなアドベンチャー風にアレンジしており、とても感動した、81分でした。

  • 3.0

    自然を開拓した先人に送る物語

    ☆☆☆:一見の価値あり . レミ・シャイエ監督の出世作。 先にカラミティを観ていたが、輪郭線の無い人物と背景が調和した画風は前作から変わっていない。 男性社会に抗う少女のサクセスストーリーという構図もカラミティにそっくり。 しかも監督のインタビューを読むと次作も主人公は意志の強い少女らしい。 . レミ監督曰く、女性主人公に拘りがあるわけではなく、ロールモデルに縛られた社会を打ち破っていく存在としての主人公に惹かれるそう。 ジュブナイルならではの未熟さと、裏腹に背負う使命感の強さ。なんとも青臭い加減が絶妙で、微笑ましく感じられる。 . シンデレラが靴を脱ぎ、家出少女となって北極に消えた祖父の難破船を追う冒険譚。 筋書きは王道なのだが、世界観の構築がやはり卓越している。 雄大な自然をここまで奥行きを持って表現したアニメーションが過去にあっただろうか。 カラミティのときはアンリ・ルソーの絵画を連想するような色合いと線の取り方で、神秘的な魅力と人を拒むような凶暴さを孕んだ自然を描き出していた。 一方の本作、北極は流氷の迫力が森の緑に変わって自然の迫力を演出していた。 知床の流氷も世界自然遺産の一部となっているが、美しきものは時に牙を剥く。本作の主人公に1番立ち塞がった壁は、間違いなく北極の過酷な自然だ。 幾度となく山々の中で遭難しそうになるカラミティの展開ともよく似ている。 . 思い返すと筋書きより自然や動物の描写が印象に残っている。それはつまり、自然と人間の関係性が本作とカラミティの大枠の構造を成しているということだ。 数世紀前を舞台に手付かずの自然を開拓する人間を描写することで、史実に則って人間の飽くなき探究心、生きるエネルギーを描き出している。 ただそれは現代的な、自然破壊を批判するようなテイストではない。 絵柄にも表れているように、人間と自然の共存を賛美するようなポジティブな演出が成されており、人類史へのリスペクトと捉えることもできるだろう。 . 現代の自然破壊を批判するような劇映画としては、ポンジュノの作品が頭に浮かぶ。 科学者が川に流した薬品が怪物になって人間を襲う「グエムル」や自然の中で育った豚を多国籍企業が奪取する「オクジャ」などがあるが、彼の作品はある種のバッドエンドを迎えて観賞後にビターな後味が残る。 . 他方でレミ監督の作品はハッピーエンドだ。 ミクロ的に分析すれば、ポンジュノよりパーソナルな物語を掘り下げているから成長物語としての帰結になる=自ずとハッピーエンドとなる、ことが大きいだろう。 マクロ的に見れば、やはり「大開拓時代」「北極探検」という人類が自然に対してイニシアティブを取っていくターニングポイントを扱っていることが要因だろう。 . 情報量の少ないキャラクター・美術デザインと、キャラと背景の調和、そして数世紀前の史実(が土台になっている)という点で本作は寓話的な印象が強く、物語も王道で一種絵本を読んでいるかのような感覚だった。 そういった要因が本作及び「カラミティ」を不朽の名作へと押し上げてくれることだろう。

  • つとみ

    4.0

    独特のアートワークによるアドベンチャー

    独特のアートワークや普遍的でありながら堅実な主人公の成長物語の部分が多く褒められているような印象を受けるけど、観終えて「良かったな」と感じる理由は冒険の部分にこそあると思う。 終盤に過酷なサバイバル状態に突入するのだが、ここからのハラハラやドキドキはアドベンチャーと呼ぶにふさわしい楽しさを届けてくれた。 殻を破って外へ飛び出し、知らない世界を知り、更なる困難に直面する。 それを乗り越える術を特に持っているわけではないので、ヒーローものや少年漫画の類いとは違った、ただありのままを知りありのままを受け入れる。極端な話、主人公のサーシャは家を飛び出した以外に特に何かをしたわけでもないのだ。 それでもドラマチックな作品に思えるのは、やはりアドベンチャーの魅力、アドベンチャーの楽しさによる。 危険だから楽しい、危険だけど危険じゃないというのはちょうど遊園地のアトラクションのようで、童心に返る楽しさもあったのかなとも思う。

  • npp********

    4.0

    極寒の大自然をさまよう・・・

    主人公サーシャの祖父は北極航海へ出かけたきり帰ってこなかった。 一体なにがあったのか真相を探るべく、サーシャも北極へと向かう・・・ ホッコリするアニメなのかなと思ってたら結構シビアな物語だった。 猛吹雪でどこにいるのかも分からず、食糧不足で精神も不安定になっていく。 そんな壮絶な旅の果てに見つけたものとは・・・ 気が滅入る描写もあるので覚悟して観た方がいい。 どんなに経験豊富な人でも予期せぬ出来事が起きるのが大自然の恐ろしいところなんだなと思った。

  • fg9********

    4.0

    レビューの評価に偽りなしの作品

    …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。  『19世紀のロシア。  14歳の貴族の娘サーシャは、北極航路の探検から帰らない祖父を案じていた。  そんな中、サーシャの父は娘が皇帝のおいっ子に気に入られるようにと画策するが、サーシャは自ら祖父を捜し、真実を突き止めることを決意する。  港の食堂で働き、その頑張りを認められて船に乗り込んだサーシャは、多くの試練を経験しながら北極を目指す。』  4点超えの高評価に釣られて観てみる。  フランス・デンマーク合作の冒険アニメーションだそうだ。  ストーリーは、上記のあらすじで全て言い切れる少女の成長譚だ。  実直なまでに王道を貫き通すその志が心地イイ。  世間知らずの貴族の娘サーシャがお爺ちゃんの汚名を晴らすべく奮闘するのだが、酒場で1か月もの間、住み込みで甲斐甲斐しく働いたりもするのだ。  また、口さがない船員たちの悪罵に晒されても一向に怯まず、ひたすら自分の信念を恃むその心意気が健気で眩しいのだ。  そんな模様がパステルカラーの切り絵のようなタッチで綴られるので、あたかも自分で絵本を捲って読んでいるような錯覚に陥らせてくれるのだ。  で、よくよく見ると、絵画の黒い輪郭線がないことに気付き、この技法が他のアニメとは異なる夢幻的な雰囲気を醸し出しているのだ。  ハスキー犬は、決して写実的とは言えないが、眼の表情などは活き活きとしていて、却って誇り高く見えたな。  終盤のサーシャがブリザードの襲来の真っ唯中を突き進むシーンは、彼女の辛さが我が身にも覆い被さってくるような圧倒的な切迫感があった。  81分という短尺ながら、アニメの繊細なタッチとシンプルなストーリーがモロに伝わってくる、非常に見応えありの3.8点といったところかな。  (メモ 総レビュー数:3828件、2020年度361作品目)

  • koukotsunohito

    4.0

    “ファンタジー”ではない。

    こういう作品を観るたびに、余計なものを削ぎ落として愚直なまでに真摯に「物語」を紡ぐことの大切さを痛感する。 どこか懐かしい雰囲気と丁寧で手堅い描写はかつての「世界名作劇場」を思い出させる。 敬愛していた冒険家の祖父の行方を追って北極へむかう少女。とてもシンプルな内容だが、その途上での出会いや問題の発生など、祖父が経験したいくつもの苦難を主人公のサーシャもまた同じく身をもって体験する。夢を追うことが仲間たちを危険にさらすことになる。目標を掲げる者はその責任を一身に背負わねばならない。 人間の弱さや絆のもろさにぶち当たり、絶望との闘いを強いられる。それでも諦めずに前へ進む。 愛する祖父と一体になるための旅。やがて孫娘はその祖父を超えていく。 気が進まない結婚、というのも『ストーリー・オブ・マイライフ』を観たあとだと、これもまた主人公が自分が本当に望むものを求め、そしてそれを見つけだす物語なのだということがわかる。 貴族のお嬢様だが、祖父と同様、海や船に惹かれている。料理をしたこともなかったが、面倒見のいい食堂のおかみさんのもとで働き、鍛えられる。 港で出会った船乗りたちに掛け合って、ともに旅に出る。その行動力が小気味よい。船旅の間も自ら学んでメキメキと力をつけていく。 サーシャにはディズニープリンセスやワンダーウーマンのような超常的な能力はないが、それでも持って生まれた才覚と自分自身の努力によって男たちと同等の仕事をこなせるようになる。これは“ファンタジー”ではない。「奇跡」などに頼らなくても彼女は目的を果たすことができる。 並大抵のことではないが、この映画はその可能性を信じようとする。 監督のインタビューからも、この映画の作り手がディズニーとも日本のアニメとも違うものを作ろうとしているのがわかる。 フランスの監督の作ったアニメーション作品から、日本のアニメがかつては持っていたが今ではほとんど失ってしまったものをあらためて意識する。 サーシャの描写には不要な性的要素も古臭い男尊女卑の無責任な肯定もない。作り手がアニメヲタクなどに一切媚びていない。だから清々しくて眩しい。 19世紀のロシアを舞台にした物語は、古典的でありながら現在とつながっている。 シャイエ監督の最新作は、同じく19世紀の西部開拓時代のアメリカで家族のために男装した実在の女性ガンマンの話だとか。楽しみです。

  • tai********

    4.0

    往年の名作劇場のようでした

    絵柄が受け入れられるなら、よく出来たお話です。 後半は終始緊張の続く場面が多く、音楽も暗いもので観ていて不安になりました。 エピローグがスタッフロール中の止め絵のみで物足りなかったです。 もう一度見に行きたかったのですが、地元では公開期間が短く断念しました。

  • wcibn?

    5.0

    短尺ながら素晴らしい傑作

    あまり馴染みのない、輪郭線のないあっさりした絵で、これじゃ入り込めないかと思いきや、序盤を過ぎてからドンドン引き込まれました。むしろ凍てつく寒さや恐怖、絶望などはこの絵だからこそ表現出来てるのが判りました。ストーリーも無駄がなく、短尺ながら深い感動を得られました。

  • lei********

    5.0

    ネタバレここの解説通りの内容でした。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • gee

    5.0

    子供むけなのに容赦ない

    ハラハラした〜、みんな死んじゃうかと思った!あの画からして子供向けでしょうと思って見始めたらシビアでびっくり。 要所要所で主人公の女の子が成長するんですよね。自分のせいでみんなを苦しめていることに苦しんでる姿が切なかった。ああいう子こそ、将来大学教授とか、大臣とかになるんだろうな! あと、雪の描写がリアルでした。大人になって車の運転したり、一日職場の中にいるようになってからあんな吹雪のなかを歩くことはなくなったし、今は冬が暖かくなったし、スキーも行かなくなったけど、吹雪の中ってこうだよなってリアルさに驚きでした。 TOHO祭にハズレなし。他の映画も食わす嫌いしないで見てみようかなと思いました。

  • ホープ健

    4.0

    清潔感のあるアニメーション映画

    やたらお金がからむのが売りのジブリやディズニーで失われてしまった清潔感を感じるアニメーション映画。 一服の清涼剤が欲しいアニメファンは必見。

  • あむ

    4.0

    冷えるので夏場にいいかも

    事前に映像を見たところ、リアリティに欠ける感じで、あまり期待してなかった。 ところがどっこいシリアスな展開とリアリティある効果音で没入感あり。「宇宙よりも遠い場所」を少し思い出したが、本作はロシア舞台でフランス語で話すものの王道ストーリーで分かりやすい。

  • wks********

    5.0

    感動!

    日本のアニメと違ったとこがたくさんあってビックリしました。例えばアングルだったり色使いなどです。前情報無しで鑑賞したから期待以上の作品でした。

  • sai********

    5.0

    予想以上のデキ

    ストーリーを言葉にすると陳腐だが、表現力が素晴らしかった。日本のアニメと一線を画する映像のタッチは、スナップショット写真で見るとノッペリしているが、実際の映像は絵画の様で素晴らしい。特に、霧や降りしきる雪の表現力には感銘を受けました。また、航海中や北極圏をさまよう場面での音の表現も柏林台があり、素晴らしかったです。観る価値ありますよ!

  • kur********

    5.0

    犬のシャックルも良かった

    外国のアニメーションをあまり見たことがなかったからか、やたら感激してしまった。 画が素晴らしいのね。 最初に旗が映ったとき、影がない、と思った。でも街の風景には影があって、影の表現が違うんだわ、と。 アニメーションなんだけど、絵みたいで、今の絵、ポスターか絵葉書で欲しい、ちょっと飾っときたいわと何度も思った。 家帰ってパンフレット見て(700円でした)ペテルブルグに降る雪、屋敷に吹き込む風、帆船と飛ぶアジサシ(…だよね?コナンでラナが呼んでたヤツと同じ鳥だった)等々、動いてた絵も美しかったなあと思った。 一見、素朴な絵が19世紀末ロシアという舞台設定に合ってる気がするし、新鮮だけどなつかしい感じが、世界名作劇場見てたころや童話読んでたころの物語世界への没入感を連れて来てくれて、なんかね、その頃の自分と一緒に映画見てるような不思議な感覚になりました。 詳しくないのに画のことばかり書いてしまったけど、お話も良かったよ。 貴族の娘サーシャが、おじいさんの乗っていた船を捜しに北極海へ旅立つ冒険と成長の物語。 音楽も好きでした。 キャラクターも良かった。 食堂のおかみさんとか、船長とその弟とか。言葉で語らずとも行動で語るのも良かった。 あと別れの物語にもなっていて、生きる者を生きる世界に押し戻す役割を担うのは死者っていうのも、たぶんそうなんだろうなと思った。 映画とは全然関係ないけど、おじいさんは船乗りだったという話を昔母から聞いたことを思い出した。母と一緒にこの映画見に来たかったなと思った。

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