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レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦 (2015)

A ZORI ZDES TIKHIE.../THE DAWNS HERE ARE QUIET

監督
レナト・ダヴレトヤロフ
  • みたいムービー 9
  • みたログ 70

3.50 / 評価:50件

「朝やけは静かなれど...」のリメイクだが?

  • hoshi595 さん
  • 2020年6月1日 22時12分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

1972年のソ連(当時)映画「朝やけは静かなれど...」のリメイク。オリジナルは本国で大ヒットし米国アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたが受賞は逸している。本作品はオリジナルの上映時間3時間8分より短い約2時間の作品になっている。

物語は、第二次世界大戦下ナチス・ドイツの猛攻を受けるソ連が舞台。といっても、本作品は主力戦線とは離れたウラル山脈のふもとにある守備隊を中心に描かれている。何しろ、たまに通過する敵機を対空砲で撃墜するのが主な役割で、普段は戦争中とは思えないほどのんびりしていたのだが・・・

主演は、その守備隊の隊長役に「スターリングラード 史上最大の市街戦」に出演のビュートル・フョードロフ。以下主要登場人物は5人の女性兵士のため、戦争映画としては異色の女優が多く出演する映画になっている。それは、風紀の乱れに業を煮やした隊長が、酒も女もやらない兵士を寄こせと言ったため女性兵士が配属になった事から始まったのだから、その後の展開には驚かされる。

本作品は、オリジナルを現代風にリメイクされた映画らしい。しかし、邦題を比較すると天と地ほどの差があるのはなぜか?抒情たっぷりの「朝やけは静かなれど...」は劇中に読まれる詩と背景に広がる森林地帯が融合して生れた台詞から付けられたようだが、「レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦」は情緒が全く感じられない。

結論を言えば、本作品は至って真面目な映画で、戦争が突然普通の生活に割って入ってきた悲劇をリアルに伝えている。大自然の中で生れる非情な物語を思えば、オリジナルの邦題のイメージに近い抒情溢れる戦争映画である。本作品が見応えがあるということは、必然的に長編オリジナルはもっとすごいと期待が膨らむ。機会があったら是非見てみたい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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