あらすじ・解説
ニューヨークのアートシーンで活躍するローリー・アンダーソン。愛犬ロラベルの死をきっかけに、彼女の過去の記憶が呼び覚まされていく。幼いころのことや母への複雑な感情、愛する人との別れなどを、映像、言葉、音楽でつづる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(1件)
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3.0点
映画というより脚本、撮影、音楽すべてを担当したローリー・アンダーソンのプライベート映像&朗読パフォーマンスといった一編。 サブタイトルにあるように、夫ルー・リードや彼が飼っていた愛犬への愛と死別の悲しみ、9.11後のアメリカの現実、母親への複雑な感情などが、詩的な映像とエッセイ風、哲学的言辞のコラージュによって綴られる。 製作中にルー・リードが亡くなったため追悼作品的側面もある。 (リズムはめちゃくちゃだが)ピアノを弾きながら吠える犬を初めて見た。 もちろんフィルムの最後は、ルー・リードの歌「Turning Time Around」によって締め括られる。 監督やルー・リード(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)に熱狂した世代の方ならいざ知らず、彼らを知らない若い人たちには辛いかも。
スタッフ・キャスト
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