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彼らが本気で編むときは、 (2017)

監督
荻上直子
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4.08 / 評価:3331件

さまざまな女性の物語

  • kun***** さん
  • 2020年10月18日 11時13分
  • 閲覧数 1218
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

こどもの頃から女性になりたくて、やがて優しい女性となった男の子、子を守る強い母、偏見が強く子供に自分の理想を押し付ける母、子は二の次の母、自分のことは二の次の母親でも、母を選んだ女の子。

彼らを取り巻くさまざまな男。

ときおり繰り出されるゆるやかなシーンとそこで流れる音楽が、ヨーロッパ映画を見ているかのよう。

男顔の生田斗真君が、とても綺麗でした。
優しい女性を自然に演じていておみごと。


ネグレクトされてる少女がなぜ古くさいおかずが好きなのかが不自然との声も聞こえましたが、母親は家出以外でも家を不在にする時には、コンビニおにぎりを食べらせるか、自分の母親(祖母)に押し付けていたことが容易に想像できます。
祖母の家で食べる昭和のご飯が、少女にとって知る手作りのご飯。

認知症になってしまった祖母の登場の意味がわかります。

その祖母に厳格に育てられ、それに反発するかのように、自分の生きたいように、だけど誰かを頼らないと生きていけない母。

本当はリンコさんと暮らすのが平和だけれど、母と暮らすことを決めた少女の決意。

少女が出て行った後のリンコさんの泣くシーンが切ない。

その後は描かれていませんが、少女が自宅とリンコさんの家を行き来して楽しく生活していることを願います。


同級生の男の子はどうなるかな…
この家の方がよっぽど心配。
この母親みたいな露骨な人、いまだにいるんだろうか。
いたら嫌だな。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
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