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エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 - (2015)

ELSTREE 1976

監督
ジョン・スピラ
  • みたいムービー 32
  • みたログ 61

3.43 / 評価:51件

SW脇役の、過去の栄光自慢と溢れる愚痴映画

  • tokyo_sy*** さん
  • 2017年12月16日 23時41分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

スターウォーズに出演した「脇役」達の自慢・嫉妬・愚痴話。

いやあ、次々と出て来る初老~高齢な出演者による

・スターウォーズに出る前に、どれだけ生活苦だったか自慢
・低予算B級映画の筈だったスターウォーズ(SW)に出る事になった経緯
・制作秘話・裏話
・その後、SWにどう関わったか
・今、どうしているか

いやもう、皆さん溢れるばかりの自慢と苦労話と嫉妬
若い俳優ではなく、皆さん前期~後期高齢者の爺による話なので、それこそ目をおおわんばかり。見ていて嫌になる方も多い筈。

余程のSWファンで無いと、見る価値無いと感じる方も多いでしょう。

まあ私はライトなスターウォーズファン。
若かった時に出現した「エピソード4~6」は映画館に見に行った物の、その後のスターウォーズはテレビ(特にWOWOW)で見る位。
役名なんて言われても、全く記憶に無い。

が、そんなライトなファンでも「人間ドラマ」としてこの映画を見ると、なかなか面白い。

●「役名が有るか無いか」

視聴者からすると、銃を手にドアを守っているだけの、台詞も無く一瞬画面に映るだけの「役」と、単なる鎧を着て行進しているだけの「エキストラ」と、全く同列なのに。
そのキャラクターの「役名」が有るかどうかで、凄まじいまでの自尊心が生まれるみたいですね。
例え、画面で0.5秒しか映らず、それも顔の半分が画面の外で見きれていても。

役名の無い人が「ファンコンベンション」に来ると「どうして奴が来たんだ」と怒りまくるチョイ役の人達。なるほど(笑)

●「顔が出ているかどうか」

パイロット役などで顔が出ている役者(台詞は無くて一瞬しか映らなくても)は、着ぐるみを着た宇宙人に対して「俺は顔が出ているのに、マスクを被っている役者の方が人気が有るのは理解出来ない」
いやそれ当然ですから。

●「コーヒー秘話」

酒場で全身ビニール着ぐるみの宇宙人役が、セットにやって来て「そこに唯一いた人に」珈琲を頼む。「ああいいよ」と淹れてくれるスタッフ。そのスタッフこそジョージルーカス監督でした。
いやあこの宇宙人、人生最大の自慢話が出来ましたね、うんうん。

●サイン、10ポンド

ウルトラ端役の役者でさえ、「一瞬出ていた映像写真」を胸にファンコンベンションでサインをする。サイン一回10ポンド。
何十年も経っても、そうやって儲けさせて頂いている映画に対して、もっと敬意を払いましょうよ。

●ダースベイダー秘話・悲話

ダースベイダーの中身の役者の苦労話。
何より涙を誘ったのが、「マスクの中で台詞を言うので、声がこもってしまう」為に、後で吹替えをする約束が。
が、吹替えをしないでスタッフが全員アメリカに戻ってしまった。

その後、中身の役者をアメリカに呼ぶよりも「手っ取り早い」と、別の役者に声だけ吹替えを。後に、この「声だけの役者」がダースベイダーとして脚光を浴び、肉体中身の役者は公式イベントには出禁になる。
ああ、気の毒に・・・

などなど、面白かったですよ。なるほどなあと。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 切ない
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