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灼熱 (2015)

ZVIZDAN/THE HIGH SUN

監督
ダリボル・マタニッチ
  • みたいムービー 48
  • みたログ 141

3.68 / 評価:99件

よく似た俳優がいるもんだと思っていた

  • fg9***** さん
  • 2018年5月28日 15時14分
  • 閲覧数 794
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

レビュー数は未だ6件のみだ
あんまり人目に付かない作品なんだな
あらすじは横着をして解説の次のとおり
『1991年、民族対立が激化するクロアチア
セルビア人の娘イェレナ(ティハナ・ラゾヴィッチ)は、クロアチア人青年イヴァン(ゴーラン・マルコヴィッチ)と安全なザグレブへ引っ越そうとする
2001年、クロアチア人に兄を殺されたセルビア人のナタシャ(ティハナ~)は、クロアチア人の青年アンテ(ゴーラン~)に惹かれる
2011年、クロアチア人大学生のルカ(ゴーラン~)は、かつてセルビア人のマリヤ(ティハナ~)を妊娠させたが、両親は交際を認めず』
2話と3話でも1話で演じた俳優とよく似た俳優が演じていたが、この解説を見て同じ俳優が演じていたのだと知るオラッチは、全く見る眼がないわいな~
1話の続きの話は、イヴァンと手に手をとって引っ越そうとするイェレナだったが、車でやってきた兄貴に強引に連れ戻されてしまい、途中で走っている車からダイブして逃れようとしたが、軽い怪我を負ってしまい、再び兄貴の車中の囚われの身となってしまうのだった
その車を全速力の駆け足で追い駆けるイヴァンだったが、遂に車はセルビアの村に入ってしまい、境界線上にはセルビアの兵士たちが屯していて、行き手を遮られてしまうのだった
そこでイヴァンはお得意のトランペットを吹いて自分の存在をアッピールするのだったが、いち早く兄貴が気付いてイヴァンの許へ血相を変えてやってきて、小競り合いが始まるのだった
2人の小競り合いを鎮めようと思ったのか、小僧っ子のセルビア兵士が銃をぶっ放してしまい、それが見事にイヴァンに眉間を撃ち抜いてしまうのだった
イヴァンの亡骸にしがみ付きながら、悲嘆にくれて泣き喚くイェレナは可哀相だったな
2話の続きの話に移ろう
紛争終結後、ナタシャと母親は久しぶりで我が家へと舞い戻ったが、家は無残にも荒れ放題に廃れていた
家の修理にアンテという青年を雇い、母親はアンテを気に入るが、ナタシャは兄をクロアチア人に殺されたので同じクロアチア人のアンテをどうしても許すことが出来ないのだった
アンテは結構仕事が出来る奴で、家の修理は思いのほか捗り、彼の仕事が終わればもう二度と会うこともないと思っていたナタシャだったが、振り返ってみると、彼の存在はナタシャの裡で思いのほか大きく芽吹き始め、彼を思って自らを慰めることもあり……で、別れの日にナタシャは激情に駆られてアンテに迫り、ナタシャの心情の変化に戸惑いを見せるアンテだったが、腰を激しく突き動かしてナタシャを刺し貫くのだった
なんか~、変態染みた文章になってしまったが、それほどまでに凄まじいド突き方だったな
でも、2人の快楽は一時のもので、翌日はセルビア人とクロアチア人に立ち返るのだった
3話目の話に移ろう
久しぶりに帰郷したルカは、あるパーティーに参加したが、何故か気分が晴れなくて、そのパーティーを後にして久しぶりに実家に立ち寄るのだった
突然帰って来た我が子を両親は歓待してくれたが、話が過去のことに及ぶと否が応でもかつての恋人のマリヤのことを想い出してしまうのだった
ルカとマリヤは恋人同士でマリヤは子供を身籠ったものの、マリヤはセルビア人だったので両親によって強引に2人の仲は引き裂かれてしまったのだった。
ルカは心に負い目を感じていたもののマリヤの許を訪れる決心をし、2人は何年かぶりで会うのだが、2人の亀裂の埋める手立てなどはなく、ルカはすごすごと引き下がるしかないのだった。
でも、翌日になってもルカのマリヤに寄せる恋情に変わりはなく、再びマリヤの家を訪ねてドアをノックするものの、内側から開かれることはないのだった。
ルカは落胆著しくマリヤの家の玄関口に呆けたように腰を下ろして、何時間も項垂れて時を過ごすのだった。
その様子を家の中から眺めていたマリヤがルカの思いに心が動されたのか、玄関ドアが内側から開かれ、マリヤがルカの隣に腰を下ろし、ルカがマリヤの胸に顔を埋めて幕を閉じるのだった。
クロアチア紛争を起点に、1話:開戦前日、2話:紛争終結後、3話:現代、と時代を跨っての一組の男女の愛の有り様を描いている。
というよりは、愛をバックボーンにした、死・別離・再生と言った方がイイのだろうか。
1話では、開戦と共に恋人同士が敵味方に引き裂かれて殺されてしまう。
2話では、紛争は終結し恋人同士になりつつあるものの、民族間の垣根は容易に取り外すことは出来ない。
3話では、民族間の紛争に引き裂かれた恋人同士であったが、深い哀惜の念が2人の再生を育んでいく。
1話では強烈なエンディングに震撼となったが、2話、3話と話が進むに連れて、いがみ合っていた民族間の確執が若者たちによって溶解していくと思わせる幕引きはなかなか爽やかで、一見の価値は十分ありの3.4点といったところかな。
(メモ 総レビュー数:2985件、2018年度170作品目)

詳細評価

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