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国選弁護人 ユン・ジンウォン (2015)

THE UNFAIR/MINORITY OPINION

監督
キム・ソンジェ
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3.66 / 評価:93件

オリンピック開催は無理をしていたんだな~

  • bakeneko さん
  • 2016年10月12日 10時25分
  • 閲覧数 1718
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

2009年に韓国ソウル市龍山区の再開発に伴う強制撤去現場で立てこもっていた住民5人が死亡した事件に材を採った法廷サスペンスで、現在の韓国の法曹界の状況とシステムを良く知ることが出来ます。

ソウルオリンピックの際のスラム街浄化政策によって安価な住宅地域を提供していた低所得者街のアパートを再開発する為に、企業と国が結託して住民の排除を強制執行するが、その際に警官と住民の双方に死者が出る。犯人として掴まった警官殺害犯の弁護を引き受けた三流弁護士がスクープを狙う女性記者と共に事件を攫っていくと、次々と不信な点が頻出してきて…という、犯罪推理&捜査と裁判の攻防をじっくり見せる社会派サスペンスで、「Z」、「評決」といった名作の筆致を、韓国の国情に合わせてアレンジしています。

判事&検事らが先輩後輩の関係でつるんでいて、更に警察&政府までもグルという最悪な社会状況の中で奮闘する―エリート路線から外れた主人公達を応援するサスペンスで、
権力側の犯罪すれすれのあの手この手の妨害の巧妙さや、
逆に土建屋や学者上がりの弁護士諮問委員会会長らが実は結構まともな仁義と倫理観とを矜持している
―といった描き分けが物語展開に起伏をもたらしています。

実話に想を得ているが、基本的にフィクションなので、二転三転するドラマチックな法廷劇が“面白すぎる”きらいはありますが、脇を固める―“世間ズレしているけれど正義感の強い”先輩弁護士や“部下思いの気風の良い”の女性編集局長らの活躍も愉しい娯楽作となっています。

ねたばれ?
チンピラにしては精巧な秘密道具を…(「ズートピア」のジュディに貰ったのかな?)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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