あらすじ・解説
90歳のゼヴ(クリストファー・プラマー)は、妻を亡くしたことさえ忘れるほど物忘れが進んでいた。ある日、彼に友人マックス(マーティン・ランドー)が1通の手紙を託し、家族を殺したドイツ人兵士への復讐(ふくしゅう)を依頼する。自分と同じくアウシュビッツ収容所の生き残りで体が不自由な友人のために、ゼヴは単身でリベンジを果たそうとするが……。
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予告編・動画
作品レビュー(219件)
- cha********
4.0点
R.I.P. クリストファー、ブルーノ、マーティン、ハインツ
久々に展開に引き込まれる作品に出会った。途中、主人公ゼヴに関して違和感を感じた点が2つ(下記)あったが、最後のどんでん返しで説明されることになった。 (1)銃の扱いに慣れていること (2)ワーグナーの音楽が好きなこと それにしても、いくら認知症とはいえ、自分の出自を忘却してマックスの操り人形になるというのは、設定に少々無理があるかな。 なお、出演者が高齢のため、この映画が2015年に公開されてから、4人もの俳優が亡くなった。 (没年順に) ①黒幕マックスを演じたマーティン・ランドー(2017.7月、89才)、②最初のルディ・コランダーを演じた名優ブルーノ・ガンツ(2019.2月、77才)、③主人公クリストファー・プラマー(2021.2月、91才)、④2番目のコランダー役ハインツ・リーフェン(2021.9月、93才)。 5人の老優のうち、存命なのは、4番目のコランダー役ユルゲン・プロホノフ(現在81才)のみである。 もう既に、「第二次大戦の生き残りが、映画撮影と同じ時点(この映画でいえば2014~15年)で復讐劇を繰り広げる」という設定は困難になりつつあるようだ。
- rie********
5.0点
あらすじを読むと重たい内容だけど、主人公の人柄とかからハッピーエンド的な感じで終わるのかな?と思いきや、最後の最後に「こう来たか!」の大ドンデン返し。 途中、ピアノ演奏で好きな楽曲や作曲家の名前を聞いて、一瞬 ン? とは思ったけど、まさかの真実にビックリ。 3人目の人間違いが、よりストーリーに効果を出してる気がするし、友人マックスも、何年もよく耐えたと思います。 主人公のゼブの演技力も素晴らしいと思いました。 戦争は何年経っても、悲しみと憎しみの連鎖しか残さないと思います。
- sss
2.0点
前半退屈。 やや無理がある。 /4.0(202204)
- oka********
5.0点
ロシアのウクライナ侵攻があった日に偶然レンタルで観た。なんか凄く複雑な気持ちになった。戦争は皆、自らの手でやっている事が正しいと思っている。しかし、それぞれに愛する家族があり、不幸にも多くの犠牲者を出してしまう。憎しみが憎しみを呼び、傷痕や悲しみしか残さない。この映画を観て改めてこれ以上無益な血を流す事のないよう、世界中で声を上げる必要性を考えさせられた。
- ハリウッドテン
4.0点
物語最初から緊迫感あるしテーマも重い。 ラストは予想を超えていた。見ていて終盤に一捻りあるかなとは思ってたが。最後の最後でだね。面白い映画。
スタッフ・キャスト
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