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GODZILLA 怪獣惑星 (2017)

GODZILLA: PLANET OF THE MONSTERS

監督
静野孔文
瀬下寛之
  • みたいムービー 436
  • みたログ 2,427

3.10 / 評価:2002件

音いいね!

  • te2******** さん
  • 2020年12月15日 3時05分
  • 閲覧数 239
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

良かった点
音……音を入れる仕事をしているので、特に音に注目してしまうわけですが、細部にまで拘ってますね。効果音から喋り声まで、しっかり距離感を計算して音入れされてます。日本の映画でここまで音にこだわってる作品って少ないと思いますよ。ゴジラの鳴き声も、これ作るの苦労したでしょうね。効果音も、喋ってるときは控えめに、そうでないときは迫力のある音で、とにかく仕事が丁寧です。音入れした人に拍手です。

最後の絶望感……多大なる犠牲を払った後に、倒したゴジラを遥かに凌駕する巨大なゴジラが登場します。うまく絶望感を演出していると思います。あんなの普通なら精神崩壊しますね。もうだめだー!って。

悪かった点
あんまり見た目が変わらない宇宙人……安っぽくなるのを避けたいからなのか、宇宙人の見た目がほぼ地球人と同じです。これによって、今話してるのが地球人か宇宙人なのか分かりづらかったです。細かく見ればわかるんですけど、もっとはっきり違い出してもよかったのでは?別の星で進化してきた知的生命体が人間とほぼ変わらない外見って、もうその時点で嘘臭いです。

地球を奪還する意味……ゴジラが歩いた場所は放射能で汚染されるわけですよね?ということは2万年もたった地球は放射能まみれで、おおよそ人間が住める場所じゃない筈です。ゴジラ以外にも凶暴な生物や、刃物のような植物が存在しており、永住するにはあまりにも過酷です。そのうえゴジラを倒すには多大なる犠牲を払う必要があります。全然割に合いません。まだ宇宙漂ってる方がマシじゃないですかね?

主人公……ゴジラに対する憎しみだけが生きる原動力みたいな奴です。とにかくゴジラ殺したいので、彼のわがままで仲間がばんばん死にます。個人的には主要キャラのわがままで人が死ぬ物語って好きじゃないです。

ゴジラ倒す必要ある?……地球は既にゴジラを頂点として生態系が出来上がっています。今ゴジラを倒すと言うことは、生態系のバランスを根本的に崩すことになります。これってゴジラがやった事と同じなんじゃ?まあ、後の作品で「今度は我々が怪物になる」とか言っているので、恐らく予定調和なのでしょうが、まあ、安っぽいですよね。



全体的な感想
地球人と宇宙人2種類と、ゴジラと、SFと、パニック系と、政治と、陰謀と、哲学と、とにかくやりたい事が多すぎて纏まりがないです。思いついた設定詰め込み過ぎですね。あと専門的な用語中心で物語が進むので、SF見慣れてない人は置いてけぼりになるでしょうね。専門用語なんて主要キャラの後ろで、モブキャラに小さめのボリュームで喋らせときゃいいんです。あと戦う時の雰囲気作りとして、専門用語で解説するお姉さんとか出しときゃいいんです。エヴァとかもろそれですよね。このゴジラがわかりづらいと評価される要因は、とにかく何でもないシーンでも専門用語が出しゃばってくるからです。そいういうの自己満足だと思うのでやめたほうがいいですよ。

ただ音は良かった。音は近年の邦画でもかなりレベルが高い方です。僕もここまで予算のかけられる環境で音作りしてみたいものです。個人的には音だけ聴きに映画館に出向いてもよかったなーと思います。

とりあえず脚本家はしばきたい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 恐怖
  • 絶望的
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