2016年10月29日公開

秋の理由

882016年10月29日公開
秋の理由
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

編集者・宮本守(伊藤洋三郎)の友人である作家・村岡正夫(佐野和宏)は、代表作「秋の理由」以降作品を発表しておらず、精神的な問題で声が出なくなっていた。彼の才能を見込んでいる宮本は村岡の新作を出したいと思う一方で、村岡の妻・美咲(寺島しのぶ)にひそかに思いを寄せている。そんな宮本と村岡の前に、ある日「秋の理由」の読者で、同作のヒロインに似たミク(趣里)が現われ……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(3件)

切ない30.0%知的20.0%悲しい10.0%ファンタジー10.0%かわいい10.0%

  • da5********

    5.0

    “詩率”と秀作度をここまで上げてきたか!

    冒頭の、枯れ葉たちの堂々としたアップを見て、私はこう直感した。「これはいきなり前作(落ち葉の上に寝ころんだ美しい“佐々木ユキ“)を超えているという合図だ。福間映画はさらに進歩した」 前作までと比べ、詩の含有率が大幅に上がっている。 主要役者四人とも、詩や詩的セリフを耳にぎりぎり残りやすい速度で話してくれているようで、今作は理解が楽だ。よく演じきった不可欠な四人(伊藤洋三郎・佐野和宏・趣里・寺島しのぶ)に加え、木村文洋が最高。小原早織ももちろんいい。 それだけではない。動作や物や景色。言葉以外もありとあらゆるものが、詩である。これこそが驚異的な前進。この映画の中に「詩ではないもの」を探す方が難しいぐらいだ! しかもそれは細かに計算ずくで。 詩は玩具ではなく、混迷世界を正気につなぎとめる精一杯の本当の武器である。映画(や歌や小説)と同様に。───私は福間監督の「あきらめなさ」を支持する。成長できる者はきっと強い。 最初の読唇「き・き・あ・き・た」と、道向こうからの自転車の趣里の完璧な天使微笑のところが私には極上だが、唸らせる箇所はほかに二百以上あった。黒に添えたその彼女の白い手、などなど。 筆談がサイレント時代の字幕を想起させる(書きなぐる佐野の毎回の字体の微変化がまたすばらしい!)のはいうまでもないが、全体に映画の歴史が相当含まれていそうだ。例えば、縄を何回巻いていくか我々につい数えさせるシーンは「ロッキー」の生卵だし、その縄の悲哀感そのものは「桜桃の味」(か反対に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」)を連れてくる。

  • shi********

    4.0

    佐藤泰志のオマージュ

    難しい印象のある映画ですが単純に楽しめる。 孤高の名優佐野和宏と寺島しのぶの真剣勝負はまさに必見。

  • ken********

    4.0

    感傷に浸る

    落ち着いた大人な感じですが、なかなかうまくいかない人生模様ですね。 秋の景色が美しく寂しい。感傷にひたってしまう映画ですね。 伊藤洋三郎さんは渋くてかっこいいなー。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
秋の理由

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル