2017年1月27日公開

未来を花束にして

SUFFRAGETTE

1062017年1月27日公開
未来を花束にして
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1912年、ロンドン。夫と幼子との3人で生活しているモード・ワッツ(キャリー・マリガン)は、サフラジェット(女性参政権運動の活動家)の友人の代わりに公聴会に参加し、これまでの生き方に初めて疑問を持つ。その後WSPU(女性社会政治同盟)のリーダー、エメリン・パンクハースト(メリル・ストリープ)の演説を聞き、デモにも参加するなど運動にのめり込んでいく。しかし、活動を快く思わない夫に家を追い出され息子と引き離された上に、職場でクビだと言われてしまう。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(66件)

勇敢21.7%切ない17.2%悲しい15.7%知的10.6%絶望的9.6%

  • oce********

    2.0

    分かりや過ぎてね

    女性の参戦権を求めて戦った日々のドラマ。 1900年代初頭なので、当然周りは白い目であり、女性の意見など聞く耳持たれない。 ワッツは婦人連合に賛同して、強硬的に意見を言う機会を狙う。 この手のものって画一的にある危険がある。 つまり分かり易いように、意見を言う者が正しく、反対する者が悪という風に。 人間ってそんな単純じゃないのに、そういうカテゴリに押し付けるからお行儀良い映画にしか見えない。 もちろん英雄的な行為は称賛されるものだろうけど。 その最後に鍵になる人物だが、もう少しキャラとして描き込みが足りない気がする。 それにしてもメリル・ストリープをあれだけのために担ぎ出したのは少し勿体ないのでは。

  • shoko

    4.0

    勉強になりました。

    ネットフリックスで鑑賞。 20世紀初頭に女性の参政権を得るために戦った英国の女性たちの話です。 私が住む南オーストラリアの女性は1895年には議会に立候補する権利が与えられたそうなのに、英国では1903年になっても参政権がなかったとは知りませんでした。 やはり古い歴史と伝統がある国が物事を変えるには時間がかかるのか。 (ちなみに日本では戦後の1946年まで待たなくてはならなかったそうです。) この頃活動した女性たちがサフラジェットと呼ばれていたことを恥ずかしながら知りませんでしたが、そのリーダーとして活躍した実在の人物をメリル・ストリープさんが演じています。 適役だけどこの映画の真の主役はキャリーマリガンさんの方でした。 夫と子どもをもち、7歳の時から洗濯工場で働いていた、普通の女性がこの運動に関わっていく様子を描いていて、彼女の役は創作だけど、この時代には彼女のような苦しみを経験した人がたくさんいたのでしょう。 調べて気がついたけど、メリーポピンズのバンクス夫人がvotes for womenというタスキをかけて、歌っていたのはこのことだったんですね。 実在のエミリー・ディヴィソンさんの衝撃的な行動のことも初めて知ったけど、こういう多大な犠牲になりたっているのが現代の女性の権利なのだとしみじみ思いました。 綺麗事だけではなく、器物破損や暴力行為などアナキストとしての活動もしっかり描くことにより、見る人に考える機会を与えてくれて、この戦いの深刻さをかえりみると、邦題がとても薄っぺらく感じます。 私は昨今の映画におけるポリコレムーブメントには行き過ぎな時があり、手放しで喜べないと思うことがよくあるけれど、本作は演技も脚本もしっかりしていて、いろいろ学ぶことができて、よかったです。 優秀な映画に四つ星進呈です。

  • yam********

    4.0

    現代のものさしで見れない作品

    どんな理由があっても、暴力行為はいけないという感想を見ました。正しいと思います。少なくとも、今の時代に彼女達と同じことをしてはいけないと思う。でも、この時代の、まだまだメディアも発達していなくて参政権もない女性達が、この手段を取らざるおえない逼迫した状況も、知らないといけない側面なんだと感じました。爆破行為なんかも含めて、彼女達の行動全てが褒められることではない。でも、今の日本人が考える自由のために戦うのとはわけが違うんだと、気付かされた作品でした。学校で学習した時には参政権のためになぜここまでと思っていたけれど、参政権獲得運動の裏には、女性が男性と同じ人間であると訴える意図も大きかったんだと感じた映画でした。また、映画としてもすごく面白い作品でした。

  • タイムスリップ1.21ジゴワット

    3.0

    またメリル・ストリープ

    withヘレナ・ボナム・カーターと脇役陣が濃い。 キャリー・マリガンは可愛い。 ラモーラ・ガライはキョトンとしてる。 感想は、「競走馬に罪はないでしょ」

  • stanleyk2001

    4.0

    カマラ・ハリスさんが副大統領になった日に

    「未来を花束にして」2017 原題はSuffragette。参政権Suffrageに女性を表す接尾tteを付けた造語。女性参政権を求める女性運動家を揶揄した言葉だったが運動家達はその名前を誇らしく名乗った。 予告編だと穏健な運動の様に思えるが実は大変過激な活動だった。そして彼女達を敵視する政府と警察も彼女達に過酷な弾圧を行った。 映画の冒頭、女性運動家が店舗のショーウィンドウにレンガを投げて割る騒動の場面から始まる。 参政権Suffrageの語源は「石を投げる」と言うものがあるそうだ。古代投票は陶器に候補者の名前を書いて行われたことによる。 1912年イングランド。労働者階級に生まれた主人公モード・ワッツは母と同じ洗濯女として7歳から働き始めた。工場長から受けるセクハラ・パワハラ。同じ工場で働く夫も(当時の価値観だから)彼女には息子の母の役割、労働者であることだけを求められ選挙権などあり得ないのだ。 冒頭の騒動で出会った活動家イーディスと出会い女性参政権運動に参加していく。国会で証言をしても法律は改正されず女性参政権は却下される。合法的に陳情しても埒があかない。地下に潜伏して指揮を取るパンクバースト夫人の方針で活動家達は郵便ポスト放火、電話線切断などのテロ活動を始めとうとう首相の別荘を爆破する。 警察に逮捕されたモードは抗議のためにハンガーストライキを行う。ハンストで餓死すると殉教者として参政権運動を力付けてしまうため刑務所は収監された主人公の手足を拘束し鼻に管を通して強制的に「食事」を取らせる。これは拷問である。 今の価値観からすると非合法の破壊活動は賛成できるものではないけれど、合法的な政府への陳情が却下されると世論へ訴える手段は非合法活動しか無い。大体、女性に参政権がないという法律、母親に親権がないと言う法律が間違っている。 彼女達サフラジェットは最後の賭けに出る。国王への直訴だ。ダービー観覧に来る国王へ直接メッセージを届けるのだ。活動家達の狙いに気付いた警官が阻止しようと追跡する。果たしてサフラジェット達の想いは届くのか。 女性の置かれた悲惨な境遇、言われない差別、虐待には言葉が無い。「私を離さないで」のキャリー・マリガン演じるモード、最初は活動に巻き込まれて悲惨な経験を経て粘り強く諦めない。抑えた演技に涙が出る。 この映画を私は2020年11月8日に観た。ジョー・バイデンとカマラ・ハリスが大統領選挙に勝利した日だ。 カマラ・ハリスさんは演説でこう述べた。「すべての女性たちは投票する権利を守るために1世紀以上に及ぶ努力を傾けてきました。100年前、憲法修正第19条が、55年前には投票権法ができ、そして2020年の今、私たちの国の新たな世代の女性たちが投票しました。投票して自分の意思を示すという基本的な権利のために闘っているのです。今夜、私は彼女たちの苦しみの闘いを思い起こします。彼女たちの確たる意思や洞察力をです。何が成し遂げられるか見極め、後をついで取り組みたいと思います。 私が最初の女性の副大統領になるかもしれませんが、最後ではありません。  すべての幼い女の子たち、今夜この場面を見て、わかったはずです。この国は可能性に満ちた国であると。私たちの国の子どもたちへ、私たちの国ははっきりとしたメッセージを送りました。ジェンダーは関係ありません。野心的な夢を抱き、信念を持って指導者となるのです」 100年前血を流した彼女達の願いが叶った。 イギリスが女性参政権を付与したのは第一次世界大戦後。映画のクレジットタイトルに各国の女性参政権獲得の年号が列記される(日本は記載無し)驚くべきはニュージーランドがいち早く1893年に女性参政権を与えていることだ。新型コロナウィルス対策に世界一成功しているニュージーランドの首相は女性である。女性が政治に向いていないなど全く間違っている事が証明されたのだ。 モードやパンクハースト夫人達に教えてあげたい。あなた達の努力は身を結んだ。世界の全ての国では無いけれど。

スタッフ・キャスト

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キャリー・マリガンモード・ワッツ
ヘレナ・ボナム・カーターイーディス・エリン
ブレンダン・グリーソンアーサー・スティード警部
アンヌ=マリー・ダフバイオレット・ミラー
ベン・ウィショーサニー・ワッツ
ロモーラ・ガライアリス・ホートン
フィンバー・リンチヒュー・エリン
ナタリー・プレスエミリー・ワイルディング・デイビソン
サミュエル・ウェストベネディクト・ホートン
ジェフ・ベルノーマン・テイラー
エイドリアン・シラーロイド・ジョージ
メリル・ストリープエメリン・パンクハースト

基本情報


タイトル
未来を花束にして

原題
SUFFRAGETTE

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日

ジャンル