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未来を花束にして
2017年1月27日公開

未来を花束にして

SUFFRAGETTE

1062017年1月27日公開

jmk236

3.0

ネタバレ現代人には咀嚼が難しい

キャリー・ミリガン、ベン・ウィショーが見たくて鑑賞。 昔の女性活動家があんなに男にガチで殴られて血みどろにされて闘っていたとは知らなかった。 正直、郵便ポストや政治家の別荘を爆破した時は、馬鹿か?単なる犯罪者だろ?!と思った。 ああいうのって、損害賠償請求にならなかったの? 最後に仲間の一人が競馬場で自爆テロまがいの行為をした時も、無駄死にしやがって…と思ったが、これが歴史的に契機となって世論を動かし、段階的に女性の権利が認められたというシメだった。 上流階級の男からしてみたら、彼女らは薄汚い教養も足りない過激なだけのハエみたいな連中だろうが、それでも白人で自分達と同じ民族だから割と目こぼししてたのか?という印象があった。 また、国民の大多数である貧民層に死をもってアピールしたことが、エリート達への直談判よりも圧倒的に効いたというような感じ。 まだすっきりしないけれど、私が今、レンガで他人の店のショー・ウィンドウを割ってまで物事を主張するのは馬鹿だし卑劣だ、と言えるのは、恐らく、今の自分が恵まれているからだろう。 参政権もあるし、高等教育は受けるのが当たり前だし、そこそこ稼いでいる。 男に対しても相当意地悪だ。 何もかも与えられていなかったあの頃は、周囲の注意を引いて啓蒙するという意味でも、恐らくそうするのがベストだったのだろう、と無理やり結論づけてみた。 ところで旦那役がベン・ウィショーとは。 中身がゲイだし素晴らしく素敵だし、どこまで行っても優し気なので、男の嫌な部分が出てなかった。 強引に主張するし行動するけれど、暴力は振るわないし、役的に初めから優男風で行ってたのだろうか。 また、下層階級出身の主人公、7歳からパート、14歳でフルで働いてるにしては賢過ぎないか? 言葉も顔つきもどう見てもまともに学校行ってた人みたい。 若くして子供を持って20歳でそこそこのキャリア持ってたらみんなあんな風になるのだろうか。 人によってはなるんだろうな。

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