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母の残像 (2015)

LOUDER THAN BOMBS

監督
ヨアキム・トリアー
  • みたいムービー 56
  • みたログ 195

3.29 / 評価:144件

何故に唾を吐きかける

  • art_of_teacup さん
  • 2018年4月5日 22時43分
  • 閲覧数 838
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

イザベル・ユペールが出てくると、画面が一気によく言えば文芸調、直接的に言うならある種のむき出し感を帯びてくる。
それは強力なインパクトを持つ「ピアニスト」でのティッシュの匂いを嗅ぐシーンのなせる技か。彼女は生死のむき出しのイメージをこのシーン以後まとっている気がする。
だから途中イザベル・ユペールのアップが長回しで画面いっぱいに映るが、イザベル本人の思惑とはまったく別のところで、観客が勝手に精子じゃない生死の香りを嗅がされることになる。

ところで、この映画、女教師が可哀想すぎないか?
父親とハグしてることを見られただけで、どうして息子から教師にて唾を吐きかけられないといけないのか?理不尽の一言。しかも父親の「もう会わない」などと息子に懺悔してしまう勝手さ。立場がない、全然悪くないぞ、女教師。

「笑うと年相応」などど男から品定めされるシーンがあるが、逆に女教師目線では男を「何?この遠回しなエロ親父は?」と見定めたことだろう。
いっそのこと映画全体を女教師目線で再構築してほしいくらいだ。
そしてそれは文芸調のイザベル・ユペールに振り回される男たちのアホらしさがくっきり浮かび上がる喜劇となることだろう。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • セクシー
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