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母の残像 (2015)

LOUDER THAN BOMBS

監督
ヨアキム・トリアー
  • みたいムービー 56
  • みたログ 197

3.27 / 評価:146件

欠片(かけら)をつなげる。

  • ちゃび さん
  • 2016年12月14日 17時46分
  • 閲覧数 1031
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

私の両親はもう存命せず、特に母は十代の頃に亡くなったので、喪失感が大きかった。いまだに「どんな人生だったんだろうなあ。いま生きていたらどんな風だろう」と、ふと思います。そんな時は、母の言葉や表情など記憶の欠片(かけら)をつなぎ合わせて想像しようとします。
この映画のようにいきなり母を亡くしたら、なおさら折り合うのに苦労するだろうな。

家族でも、一人ひとりの距離感とか温度差はマチマチ。ぬぐい切れない違和感も疎外感もある。
だからといって、簡単に割り切れない。家族間の独特の磁石みたいなのがあって、もがいてもあがいても、否応なく引き付け合ってしまう。そういうことを繊細に描いた作品だと思います。

父と二人の息子は不器用で、すれ違いも触れ合いもとにかくもどかしい。おかげで終始ひんやりした感触ですが、残る余韻は心地いいです。

余談1。ラース・フォン・トリアー云々という宣伝文句に、必要以上に身構えました(苦笑)。凝った映像にその片鱗が伺えましたが、見やすい映画でした。(ホッ)
余談2。ジェシー・アイゼンバーグはしっとりした役も出来るんですね。というか、かなり良かった!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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