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母の残像 (2015)

LOUDER THAN BOMBS

監督
ヨアキム・トリアー
  • みたいムービー 56
  • みたログ 195

3.29 / 評価:144件

複雑な家庭環境

  • motorhead_lemmy さん
  • 2017年8月15日 12時55分
  • 閲覧数 1243
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

女性の戦場写真家を物語の軸に据えた映画と言えば「おやすみなさいを言いたくて」が挙げられる。
結構、評価の高い作品なのだが、個人的には主人公の母親の身勝手さには嫌悪感を覚えた。
それは本作の母親イザベル(イザベル・ユペール)にも同様の事が言える訳で・・・家庭を顧みない職業には就かない方がいい。
子供達の事を想うのであれば、尚更ね。

しかも仕事の後遺症(?)の影響で事故で亡くなり、遺された家族(夫と息子2人)は喪失感に苛まれている。
(でも本当は事故死ではなく、実は自殺だったという衝撃の真実が隠されていたのだった)

ただ、事故などのスローモーションを駆使した映像は好みが分かれそうだね。

物語はこの母親が亡くなった3年後の設定となっており、独立した息子ジョナが回顧展の為に父親ジーンと弟コンラッド2人と実家で久々に再会し、イザベルの死と向き合う、というお話。
イザベルの死の真相を知っているジーンとジョナが何も知らないコンラッドに真実を伝えるべきか否か・・・心理描写も巧みで、心が揺さぶられたね。

ジーン、ジョナ、コンラッドの3人それぞれが抱える内面的な問題も抉り出していて、深みのある人間ドラマとして見応えがある。

でも、ジーンがコンラッドの担任教師と恋仲になってしまい・・・一線を越えてはいけない間柄だと思うのだが(-_-;)
このエピソードはやや冷めた目で観ていました。
それは妻子のいる身であるジョナにも同様の事が言える訳で・・・。
別れた彼女と寝るとはね(苦笑)
ジーンもジョナも安易な行動は慎むべきだ。


何はともあれ、ジェシー・アイゼンバーグって、難易度の高い繊細な演技も出来る優秀な俳優だったのですね。
(ぶっちゃけ、個人的にはどうでもいい俳優の1人だったもので、笑)
正直、この演技力には驚きました。
作品によっては、お馬鹿なキャラも演じているので、そのイメージが先行していたので・・・(苦笑)

アイゼンバーグの弟役の俳優も素晴らしい演技を披露していたし、ガブリエル・バーンもベテラン俳優としての持ち味を存分に発揮していますね。

イザベル・ユペールに関しては書き控えさせてもらいます・・・(^_^;)

で、作品としての評価は☆3つだが・・・。
3人の男優の演技力に惹き付けられたので、☆4つにしておきます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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