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ヨーヨー・マと旅するシルクロード (2015)

THE MUSIC OF STRANGERS

監督
モーガン・ネヴィル
  • みたいムービー 40
  • みたログ 74

4.07 / 評価:58件

音楽は世界を変えることができるだろうか。

  • じゃむとまるこ さん
  • 2017年3月18日 23時31分
  • 閲覧数 865
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

否です、これは映画中でも語られていますが「音楽は銃弾を止められない、それでも我々は伝統と信念を共有し前へ進む」というあくまでも理想であるものを、実現しようとするヨーヨー・マとその仲間たちの”探し続けるもの”をドキュメンタリーとして作られた映画です。

音楽や文学、絵画というものは世界共通語であり、目の前の惨禍には太刀打ちできなくても希望や喜びを表現することは止められるものではないし大きな生きる力である、演奏家にとっても、観客にとっても、同じ思いを共有することが国や立場や背負っているものが違っても人々をつなぐ架け橋になる。
映画から感じたのはそういうことであるのだけれど、描きたい主眼はそうではなく、ヨーヨー・マの音楽のルーツというかアイデンティティを見つめなおす音楽の旅人という彼の音楽活動の一応の結果だろう。

2000年に”音の文化遺産”を発信するために立ち上げた”シルクロード・アンサンブル”の音楽活動、東西の楽器が国境を越え融合した音楽のハーモニーのダイナミズムを味わうという、これはやはり音楽ドキュメンタリーなのです。
はじめて見る、聴く楽器、ケマンチェ、中国琵琶、などが演奏家の魅力と相まって素晴らしい。

クラシッククロスオーバーというグルーヴ感のあふれる現代音楽は、彼らの活動の成果として素晴らしいのだろうが、その素晴らしさは感覚ではわかっても心に響くものではなかった、どう表現すればよいかわからないが。
それよりも、楽器単体での演奏が、どの方もそれぞれの思いがその音色に深く沈んでいるようで、特にケマンチェや中国琵琶に惹かれた。
音楽的すばらしさよりも、より以上の芸術性とは何か・・・ということを考えさせられた。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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