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追憶 (2017)

監督
降旗康男
  • みたいムービー 518
  • みたログ 3,044

3.58 / 評価:2,468件

落としどころが蒟蒻の上に落とされたみたい

  • fg9***** さん
  • 2018年3月30日 11時43分
  • 閲覧数 2315
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでいいいだろう。
 『富山県警捜査一課の四方篤(岡田准一)は、漁港で旧友の川端悟(柄本佑)の刺殺体と対面する。
 容疑者として浮上した田所啓太(小栗旬)を含む三人は、幼少期に親に捨てられ、共に過ごした関係だった。
 会社と家族のために金策に奔走していた川端と、幸福な日々を送る田所。
 そして、妻とすれ違いの日々を送る四方。
 こうして四方と田所は再会を果たすものの、四方の問い掛けに田所は何も語ろうとせず……。』
 先ずは、親に捨てられた少年期の3人の模様が描かれている。
 3人の少年は、軽食喫茶『ゆきわり草』を営む涼子(安藤サクラ)とその常連客である山形光男(吉岡秀隆)を慕い、家族のような生活を送っていた。
 そんなある日、かつての涼子の男が現われて、レイプ紛いに彼女を凌辱したり、ドSなバイオレンスを振るうようになるのだった。
 このまま放置していたら涼子は殺されてしまうと思った彼らは(特に四方篤=あっちゃん)この野郎を殺してやろうと決意し、事実、あっちゃんがこの野郎を刺したが、そこに涼子が現われて更に深々と突き刺し、涼子が身代わりになって服役し、以来、3人は一切会うことなく25年の歳月が流れたのだった。
 今や篤は、富山県警捜査一課の敏腕刑事として名を馳せていたが、幼い頃に捨てられた母親から金を無心されたり、妻(長澤まさみ)とは流産を機にすれ違いの生活を送っていた。
 そんなある日、ラーメン屋で偶然再会した川端悟に声をかけられ、25年ぶりの再会を果たした2人は遅くまで酒を酌み交わすのだった。
 川端悟があっちゃんだと気付いた訳は、今でもあっちゃんはラーメンのメンマが嫌いで食べずに取り残していたからだった。
 東京でガラス店を営む悟は資金繰りに困り、金策のために田所啓太に会いに来たという。
 その翌日、悟は血塗れの刺殺体として発見されるのだが、篤は悟との関係を周囲の人間に言い出せないまま捜査に加わり、輪島で土建業を営む啓太に単独で会いに行くのだった。
 啓太は、奥さん(木村文乃)が出産間近で充実した人生を送っているのだった。
 俳優陣は豪華だったので、ここまで真面目に書いてきたが、以下はネタバレにしてしまって、ザックリといこう。
 で、あらすじの『こうして四方と田所は再会を果たすものの、四方の問い掛けに田所は何も語ろうとせず……。』
 あっちゃんが啓太に色々と質問すると、啓太から「丸で刑事のようにようだな!」と切り返されたので、自分の素性を明かす。
 すると、啓太に次のように言われてしまうのだった。
 「刑事になって、自分だけ綺麗になったつもりか!」
 これ以上、話は進展しなかったので、あっちゃんは啓太の許を去る。
 で、更に捜査を続けるうちに「あんどの里」という施設に行き着き、そこに出向いてみると、山形光男と車椅子の身となった涼子と出会うのだった。
 2人は3年前に交通事故に遭い、涼子は脳障害まで起こしてしまっていた。
 そんな2人を何かと世話を焼いてくれたのが啓太だったのだ。
 で、服役中の涼子は冒頭のDV男との子供を身籠っていて、獄中で出産する。
 その赤ちゃんは里子に出され、その子が成長して今の啓太の奥さんだったので、啓太はあっちゃんに多くを語れなかったのだ。
 で、そうこうしているうちに、あっちゃんの捜査とはなんも関係のないところから、悟殺しの犯人が浮かび上がるのだった。
 犯人は悟の奥さんと従業員の共謀による保険金目当ての殺人だったという、なんともツマランありふれた事件だったので、ガックシきてしまったがな~。
 韓国映画を見慣れているので、もっとドロドロした成り行きを期待していたが、落としどころが丸で蒟蒻の上に落とされたみたいで、フニャフニャ・プニョプニョと萎えてしまったがな~。
 豪華俳優人に☆一つプラスしても、観て損はない程度の3.2点といったところかな。

 (メモ 総レビュー数:2923件、2018年度:108作品目)

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