ここから本文です

太陽の下で -真実の北朝鮮- (2015)

V PAPRSCiCH SLUNCE/UNDER THE SUN

監督
ヴィタリー・マンスキー
  • みたいムービー 64
  • みたログ 126

3.69 / 評価:99件

真実とは何か

  • ten******** さん
  • 2020年9月3日 3時34分
  • 閲覧数 504
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画は北朝鮮に暮らす3人家族の日常を撮ったドキュメンタリーである。だが、ドキュメンタリーが「虚構を用いず実際のままを記録した映画」という定義ならば違うと言えるだろう。
撮影中、頻繁に北朝鮮政府から派遣された付添人から家族に対して演技指導が入る。動きから喋る内容まで細かくだ。父と母は撮影のためだけにいつもと違う仕事を(立派な職業についてると思わせるため?)させられていたが、そこでもまるで、演出家が舞台上の役者に向かってやるように何度も動きや喋りに注文をつけていた。
そのうえ、子供のジンミちゃんが通う学校では、いまだに日本や米国に対しての強い敵対感情を煽る教育をおこなっており観るのも辛かった。
そんな嘘と偽りに満ちた日常のなかで最後、たったひとつだけ。撮影者からとある質問をされて子供のジンミちゃんは返答に困り泣いてしまった。だがそれでもジンミちゃんはひとつも文句を言わずに我慢した。本音を言ってしまったら自分はおろか家族がどうなってしまうか分かっていたからだろう。
あの涙に北朝鮮に暮らす人達の真実が詰まっているんだと思った。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 恐怖
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ