あらすじ・解説
イギリスの裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学を卒業したガートルード・ベル(ニコール・キッドマン)は上流階級の生活に別れを告げて、アラビアへと旅立つ。イラン、ヨルダン、シリアなどアラビア各地を旅してさまざまな部族と交流を重ね、砂漠に魅了される。アラビアの地に根付き情熱を傾けた彼女は、その後イラク建国に大きく関わっていく。
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作品レビュー(27件)
- ********
4.0点
2015年。ヴェルナー・ヘルツォーク監督。19世紀末から20世紀初頭にかけて、研究者・旅行家としてアラブ地域をくまなく探索し、地域の部族と濃密関係を築き、後にイギリスの中東政策を左右した実在する女性を描く。 「アラビアのロレンス」の女性版なのだが、政治的なことよりも恋愛関係に重点が置かれていて、愛する男がことごとく死んでいく孤独な女性を、美しすぎるニコール・キッドマンが演じている。オマル・ハイヤームを研究し、砂漠の孤独を愛する女性だったらしいので、厭世的な男たちをひきつけたのかもしれない。彼女の政治的な役割も気になるが、彼女の知的な側面を具体的につっこんで描いてもらいたかった。 イギリスの緑の庭園と風に舞う砂漠の砂。コロニアル様式の建物と砂漠のなかの古い遺跡。「こちら」と「あちら」を行き来する一人の人間は複雑に違いないのだが、ニコール・キッドマンの化け物的な美しさに目を取られてその詮索をわすれてしまう。
- nyj********
3.0点
物語はあまり面白さがないが、スクリーンに映る砂漠のの景色がすごく美しい。そして主人公を演じるニコールキッドマンも年取ってはきてるが相変わらず美しい。アラビアの美女の映画になってました。
- 大森 清明
2.0点
英国の金持ち娘が砂漠を歩くだけの映画。 第一次世界大戦前のアラブ諸国の解説が無いので、アラブに無知な私には理解出来ないの地図で西洋諸国の植民地の説明が欲しい。 物語も戦闘シーンも無く、2人の男性との恋愛も中途半端な描き方で、ニコールキッドマンもベールに覆われ美しい顔が見れないもの残念。 アラビアのロレンス的な映画を期待すると裏切られる。 観るだけ時間の無駄!
- jmk236
3.0点
ネタバレニコールのプロモーション映画?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - msa********
3.0点
ロレンスは映画が有名な事もあり知っていたが、「イラク建国の女王」ガートルード・ベルは知らなかったな・・・。 映画は序盤はメロドラマ風。 後半からはアラビアの大地を旅するのがメインになる。 まず気になるのが、ガートルード役のニコール・キッドマン! 彼女の若い娘役をやるところは少々無理がある。 貫禄ありすぎでシワが目立つ。 CGで消せなかったのかね。 そして、ガートルードのやりたいことが旅をしてアラブを知ることなのか、政治なのか、いまいちよく目的が分からないので感情移入はしにくい。 旅をしていくうちにアラブに対する思いが募り、政治的に忠告したくなったのかな? 途中でロレンスが出てくるのだが、結婚はしたくないと言ってるシーンがあるので「アラビアのロレンス」示唆されてたようにホモセクシャルだったのかもしれないな。 それにしても、ロレンス役の俳優さんがどこかで見たことあるなと思ったら「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソンじゃないか。 特別に凄いことが起きるわけでもないから退屈な場面もあるが、映像は壮大で見ごたえあるし恋愛も挟んでくる。 総合すると悪い映画ではないが、人に薦めるかと言えば薦めないな。 娯楽映画ではない。
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