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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 (2017)

監督
高橋敦史
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  • みたログ 2,474

3.13 / 評価:2066件

粗っぽいストーリー展開

  • ざぶとん さん
  • 2017年9月12日 9時09分
  • 閲覧数 3118
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作を観ていて思ったことは、キャラクターが落ち着いていたかなということ。ドラえもんならではのキャラクターのコミカルな動きとは裏腹に、リアリティのある動きをしていました。また、そのせいかドラえもんたち5人全員が少し大人っぽくも感じました。本作では南極の大自然の壮大さを全面的に出し、その中で奮闘するドラえもんたちを描いているので、そういうシーンの演出にはキャラクターたちもリアリティ溢れるキャラクター像でないと躍動感が出せないというのは分かりますが、どうもドラえもんらしさ感じられなかったのは残念です。キャラクターの個性もあまり出ていませんでしたし。
それからキャラクターに感情移入できるシーンが極端に少ないのも残念です。ラストにドラえもんとのび太の友情をチラッと描くだけで、それ以外はただドラえもんたちの頑張りを見物するという感じでした。ラストの感情移入のシーンも特にこれといった伏線が張られているわけではないので感動しませんし、全体を通して映画に引き込まれることがなかったかなという印象です。

ストーリー展開にも無理があります。前半でひたすら冒険し、後半でもまた冒険をするという展開は2時間弱の映画では描き切れません。新のび太の大魔境 ペコと五人の探検隊では前半は冒険、後半は戦いとメリハリがあったので2時間弱の尺にすっぽりと収まっていたのですが本作では収まりきらないものを強引に収めたという印象。特に後半を大きく削った印象が強く、テンポが速く、盛り上がりに欠けます。

とはいえ良いところもあります。本作は地球の大自然を強く感じる作品となっていました。南極の壮大さや美しさには強い説得力を感じます。そしてなにより、クライマックスを迫力あるバトルシーンではなく、時間差をテーマにした一風変わった見せ場を作っているところは面白いと感じました。

星二つ、いろんな意味でドラえもんらしさがない作品でした。

詳細評価

物語
配役
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音楽

イメージワード

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