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僕と世界の方程式 (2014)

X+Y

監督
モーガン・マシューズ
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  • みたログ 380

3.77 / 評価:274件

意外な展開だったが、原題の『X+Y』に納得

  • fg9******** さん
  • 2018年4月26日 13時49分
  • 閲覧数 1944
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

…あらすじは、横着をして解説の次のとおり
『他人との意思疎通は苦手だが、数学に関しては突出した才能を誇る少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)
母ジュリー(サリー・ホーキンス)はその才能をさらに伸ばそうと、息子への個別指導を数学教師ハンフリーズ(レイフ・スポール)に頼む
やがてネイサンは、国際数学オリンピックのイギリス代表チームのメンバーに選出されるまでになった
台北での合宿に参加した彼は、そこで中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会う』
随分と先を急いだ内容だな
もう少し遡って書いてみよう
ネイサンは、ユーモラスな父親には唯一心を開いて接していた
でも、その最愛の父親が車にぶっつけられて亡くなってしまい、その有様をネイサンは助手席に座っていて目の当りにしてしまったのだ
以来自閉症の症状は悪化し、父親の葬儀の帰り道に手を繋ごうとする母親を拒み、車に座る席はいつだって後部座席だ
でも、数学の理解力にはずば抜けた能力を授かっていたので、その能力を更に延ばすべく数学教師ハンフリーズに託すのだった
で、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームのメンバーに選出され、台北での合宿が始まるが、彼等を引率するのはハンフリーズと共にかつてイギリス代表になったことのあるリチャードだ
このリチャードが『おみおくりの作法』のエディ・マーサンだったので、なんだか嬉しくなる
で、合宿が始まり、イギリスメンバーは強豪の中国のメンバーと一緒に勉強することになるが、ペアを組んで行動することがルールで、ネイサンはチャン・メイという女子高生とペアを組むことになるのだった
ネイサンはチャン・メイにもなかなか心を開くことは出来なかったが、彼女がネイサンの自閉症に拘ることなく明朗闊達に接してくるので、ネイサンも次第次第に打ち解けていくのだった
イギリスチームの中には、メガネを掛けた色白の可愛い女の子もいて、ネイサンに「学校では変人扱いされて浮いていたとしても、ここには変人しかいないから」と密かにネイサンに思いを寄せているのだった
この女の子とイイ仲になると思ったら違ってた
最近、文字制限をオーバー気味なので、以下、箇条書きにして端折ろう
合宿が終わって5人の代表が選出される
上位4名にはネイサンは含まれず、辛うじて5人目に選出される
チャン・メイも中国代表に選ばれ、ネイサンの家にホームステイする
で、いよいよ国際数学オリンピックの開会だ
大会前日は、会場の寮のような所に宿泊する
夜更けまで勉強するネイサン
そんな折、「眠れないの」と言って、チャン・メイがネイサンのベッドに潜り込み、「あなたのことが好きなの」と言って、2人はぎこちないキスを交わし合う
そのまま2人は朝まで眠り込んでしまったが、中国代表の監督に見咎められる
チャン・メイは監督と大喧嘩をして、オリンピック参加をボイコットする
いよいよ、オリンピック当日がやって来る
母親も応援に駆け付ける
制限時間は4時間半というのだから、相当な難問なんだろうな
必勝と書かれた鉢巻を巻いた日本人もいたな
ネイサンは、どうした訳かなかなか問題に集中できない
すると、突然席を立って会場を飛び出してしまうのだった
母親は、中華料理店の椅子に座っているネイサンを見付ける
2人は、初めてじっくりと話し合う
母親が「パパと私とではどこが違うの?」と問う。
ネイサンは「よく笑わせてくれた…ポテトを鼻の穴に詰めたりして…」と応える。
母親は、すかさずポテトを鼻の片側の穴に入れてお道化る(父親は両方に入れていたな)
母親と打ち解けたネイサンは、チャン・メイのことを好きだと打ち明ける
駅にいると思われるチャン・メイを母親の運転する車で追い駆ける
父親が事故死して以来、後部座席にしか乗らなかったネイサンが助手席に乗ってくる
母親がネイサンの手を握る
ネイサンは拒むことなく握り返す
この場面は、母親の苦労が報われて目頭が熱くなってしまったワイ
いやはや、ネイサンが国際数学オリンピックで金メダルを獲る王道的な展開を期待していたので、「愛の方程式」を解く方に専念するとは意外な展開だった
イギリスチーム全体に迷惑をかけるし、ネイサンと競って落ちた自傷癖のある少年の気持ちはどうなるの?なんて思ってしまった
でも、中盤で、ネイサンの母親に対する接し方が邪険で若干頭にきたので、この幕引きが相応しいのだろう
その場面とは、母親がネイサンに「私に何か手伝えることがある?」と聞くと、ネイサンは「ムリだよ…お母さんはバカだから」と冷たくあしらった場面は、いくら自閉症とは雖もムカついてしまったな
その後、母親はハンフリーズに数学を習うのだが、痛々しくも健気だったな~
ネイサンも人を愛することを覚えて、母親の自分に向けられた惜しみない愛情に改めて気付くラストは爽やかで、原題の『X+Y』にも頷けるなかなかの佳作だった

詳細評価

物語
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