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マン・ダウン 戦士の約束 (2015)

MAN DOWN

監督
ディート・モンティエル
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3.34 / 評価:379件

本人が治療を拒めば施すことが出来ない

  • TとM さん
  • 2020年7月6日 17時26分
  • 閲覧数 491
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

兵士は訓練の中で痛みを招き入れろ、痛みに耐えろと徹底的に教えこまれる。そして精神的に強く戦える者になる。

体が傷つき倒れたときは、体が動かないのだから当然痛みを癒す治療を受けることになる。
しかし心が傷ついたときはどうだ?他人に「お前は傷ついている」と言われても体は動くのだから歓迎すべき痛みとして耐えてしまうのではないか?そのように訓練されているのだから。
もしくは痛みなどないと、傷ついてなどいないのだとはね除けるかもしれない。
そんな状態が続けば心は壊れてしまう。壊れて初めて自分は傷ついていたのだと知る。
マン・ダウン。兵士が傷つき倒れている。誰かが誰かに助けを呼ぶ声。倒れた者には多くの助けが必要だ。
マン・ダウンにもう一つの意味を持たせたことも、ありきたりかもしれないけれど効果的だったと思う。

オープニングの荒廃した街の場面と、上官と面談している場面と、面談の中で過去を振り返る場面の3つで構成されており、始めのうちは少々複雑で混乱するかもしれない。
それでも3つの時間軸が近付くにつれ徐々に面白くなっていく。

なぜ街が荒廃しているのかが最大の謎になるが、そこに至るまでに小さい積み重ねをちゃんとしていて良い。
ベネチア国際映画祭の特色には詳しくないが、なんとなくベネチアっぽさを感じる。
カンヌのような映像と社会的メッセージ先行ではなく、もっと構成とドラマ、個人から発露するメッセージとでもいうだろうか。

シャイア・ラブーフが子どももいてマッチョな海兵隊役というのは何か感慨深い。
わりと長く観てきた人なので子を見守る親の気持ちだろうか。もうチャラついたおにいちゃんの歳ではなくなったのだなと、寂しさすら感じる。
結構好きな俳優なので頑張って欲しい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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