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上映中

ラ・ラ・ランド (2016)

LA LA LAND

監督
デイミアン・チャゼル
  • みたいムービー 4,699
  • みたログ 2.6万

4.09 / 評価:21,908件

必要な出会い

  • tpv***** さん
  • 2019年4月15日 13時41分
  • 閲覧数 1346
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

生きてるうちに損得勘定、自分の欲を満たす(無意識でも)考えが身に付くと、純粋に目の前の人を愛せなくなります。
相手を好きな理由は、自分を満たす理由(自分が満たされるから)が主になったり。
これは本質では、相手を好きでも愛しても無いんです。

大人になってから、こんな純粋な思いで人を愛せたら、幸せだと思います。
相手の外見、相手の学歴、相手の持ち物とかで惹かれた訳(自分が満たされる)でなく、ただ惹かれてしまった人。

そんな人とは、こんな事起きます。
相手に必要な事を、自分がしたいからする事で、自然に相手に与え合う。
でも、自分にも気付きを与えられていて、決して相手から奪わない関係。

最後の回想シーンから感じたのは、物理的な夢や理想を実現するのも本当に必要で大切だけど、心の底から本当に愛せる人と過ごせる時間は、物理的な夢の実現には敵わないと。

そんな愛を感じる人には、そんなに出逢わないから。1人でも会えたらラッキーじゃないかな。
2人はハリウッドで成功しても、ジャズの店を持つ事でも、満足感はあるけど、幸福感はえられなかったんじゃないかな。
満足感と幸福感は違うから。

私の想像だけど、ハリウッドとか世の中の学歴主義とか拝金主義とかを皮肉ったのかな?とも思った。

中に入らない時は、そこに入れば幸せになれる。と思うけど、中に入ったら、ここに幸せはなかった。みたいな。
器や外側は整ってても、本当に必要な物は無いよ。って。

回想シーンで2人がスクリーンを見る様に、もし2人でいれば。の2人の幸せな想像が流れるけど、きっと大切な事に気がつかないうちには、この2人はどっちを取っても後悔したでしょう。

物理的な夢を叶えたから、本当に幸せな事が何かに気がつけて、回想したんじゃないかな。
本当に愛せる人って、なかなかいない事。
人は誰でも、この世に1人しかいないから。

自分の理想に近い生活を一緒にやれる人なら、そこそこいると思う。
エマはそれを選んだんだと思う。
でも回想シーンのエマは、ライアンに心から惹かれてる行動してて、本当の夫には女優のまま接してる。
ライアンは、そこそこでも一緒にいたい人に会えない。

夢を叶えた監督は、こんな事思ってるのかな?何て思いました。
自然に大切と感じる人、ただ愛情を感じる人と暮らす人生は、お金じゃ買えない。

理想や夢も大切だけど、大切な人との時間には変えられないよ。と。

オープニングの様に、未来を夢見るキラキラ感は、若い頃は必ず思う事。
夢見て実現させる為に、行動を起こしている時の楽しさや高揚感。

夢を諦める事が大人とは思わないし、理想を追い求めるのが幼稚とも思わないけど、本当に大切な事を見誤るな。と感じさせられました。

ちなみに、2人が愛し合っているから未練があると思ったのは、エンドロールのエマの歌。 時々歌われてたけど、スターになれる?とか誰でも愛されたいとか、そんな歌詞だったと思います。

多数の人から愛される(表面上)存在になって、本当に愛される事、愛する事がわかったんじゃないかな。
エンドロールの歌は、すごく寂しく聞こえます。

愛せる他者がいる事が、本当の幸せなんじゃないかな?と。 愛される事も必要だけど、たぶん本当に幸せを感じるのは、愛する事ができる事だと思いました。

詳細評価

物語
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音楽

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