ここから本文です

王様のためのホログラム (2016)

A HOLOGRAM FOR THE KING

監督
トム・ティクヴァ
  • みたいムービー 121
  • みたログ 736

2.62 / 評価:534件

ひと癖あるけど興味深い映画です。

  • Shoko さん
  • 2017年6月30日 21時51分
  • 閲覧数 1540
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

トム・ハンクスさんのコメディ、と思って見始めたけど、普通の気楽なコメディじゃない、、と思ったら、やっぱり。
ドイツ人の監督さんはあの「ラン・ローラ・ラン」や「パフューム ある人殺しの物語」、「クラウド アトラス」を作った人。
どれもとても好きな映画です。
この映画でもいろいろなフラッシュバック映像がはいったり、見せ方が独特で、なるほど彼の作品なんだなと納得です。

大手自動車会社の取締役だったアラン(トム・ハンクス)は解任され、家も車も家族もすべて失ってしまった。
そして転職先のIT企業では営業としてサウジアラビアに長期出張を命じられ、多大な困難に直面する。
というストーリーは他人事とは思えない中年以降の人がより共感できると思います。

コメディと呼ぶには状況はとてもシビア。
それをムスリムのタクシー運転手がコミックレリーフとしていい味をだしています。

トム・ハンクスさんはいつもどおり素晴らしく、安定した演技をみせてくれますが、いい人キャラなだけに、彼がこんな状況になるのをみるのはつらいですね。

役者が演技をするシーンはサウジアラビアでは撮影の許可がおりずメインのロケはモロッコでおこなわれたそうですが、それでもサウジアラビアの映像も多々あり、メッカまでみることができるのは驚き。
食事のシーンや人々の生活など、ムスリム文化がかいまみられるのも、とても興味深かったです。

ロマンスもあるのだけど、ここがちょっと私には居心地が悪かったな。

全体的に洗練された知的な映画だと思いましたが、もう一息、ちょっと惜しい感もあります。

見てよかったと思うので、三つ星半進呈です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ