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王様のためのホログラム (2016)

A HOLOGRAM FOR THE KING

監督
トム・ティクヴァ
  • みたいムービー 123
  • みたログ 749

2.62 / 評価:545件

「生きる・仕事する」=無駄の連続

  • gmt***** さん
  • 2019年8月1日 13時02分
  • 閲覧数 1316
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

評価が低いですが、私はサウジアラビア、及びイスラム文化が色々分かって楽しめる作品でした。
 
「何が言いたいのか分からない」「いまいち面白みがない、微妙」などという感想も、もちろん分かりますが、でも、「生きる」「仕事する」ってこういうことなんだと思います。
 
例えば、主人公トムハンクスがホテルで毎日歯磨きをし、シャワーを浴び、ホテルのバスに乗り遅れて運転手を呼び出す…

作中で何度が繰り返し出てくる場面です。
これに「意味が無い」「もっと展開を!」みたいにも思うかもしれませんが、考えてみえれば、これって自分自身も毎日やっている日常ですよね。
歯磨きしない人やシャワー毎日浴びない人も中にはいるかもしれませんが(笑)でも、こういった「無意味」な日常を私たちは毎日繰り返してる。
 
身体の悩みだってそう。
主人公トムハンクスには背骨に大きなコブができていて、それを自らナイフで切って出血したりと、色々問題を抱えていますが、自分自身で考えても、どこどこが病気だったり、など、身体の悩みの1つや2つ、誰にでもあります。

 
さらに、仕事でも、「どこどこに行けば、責任者に会えるから、そこで話をつけてくる」って言って実際にそこに行っても、責任者はいなかったり、違う方向に話の展開になったりと・・・
これも、仕事してると、こんなもんですよね。
仕事だけとは限りません。あらゆる物事は、自分が思った通りにできないことばかりです。
 
でも、「生きる」って、「仕事する」っていうのは、こういう「無駄の連続」だと思うのです。
でも、その「無駄の連続」の中に、友達や恋人や家族との何気ないやり取りがあって、心の交流があって、少しずつ変わっていったりする。
この映画はそれをまさしく言い表しているのだな、と感じました。

無駄無駄と連呼してますが、映画の内容は決して無駄なことばかりではありません。
お酒は禁じられていたり、普通に公開処刑が行われていたり、聖地メッカにはイスラム教徒以外が近づくのはやばい、・・・などなど。
日本にいたらイスラム文化って、なかなか分からないものですが、この映画を観て、イスラム文化の世界を少しだけ覗けた気がして、面白かったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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