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劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊 (2017)

監督
竹本昇
  • みたいムービー 30
  • みたログ 216

3.93 / 評価:179件

テーマは、横だけでない縦の繋がりの大切さ

3歳の息子、7歳娘を連れて鑑賞。

一般的に子供向け映画は、仲間の連帯や友情といった「横」のつながりがテーマになることが多い。
しかし今作は違う。先輩のヒーロー戦隊の想い、未来の息子の想いを両肩に背負って戦う!
脈々とつながる先輩たち、祖先や親・未来の息子など「縦」のつながりの大切さを全面的に訴えているのだ。
実は、これこそ子供達にもわかって欲しい、最も大切なことなのだ。

友達がいなかったり、虐められたり、「横のつながり」のみを理由に、自殺したり、引き篭もったりする事件が後を絶たない。そんな時に祖父母や両親・家族の「縦」のつながりや愛情を感じる(自覚する)ことができたら、心の支えになるはずなのだ。誰からも望まれていない子供になど滅多にいないのだ!
残念ながら、子供にそれを理解(自覚)させるのは難しい。生まれた時から当然の様に与えられる身内の愛情の有り難みなんて(大人ですら忘れるのに!)どうして子供に自覚して理解できようか!?
「縦のつながり」が自覚できない彼等にとっては、「横のつながり」が全てだ。従って、自分の存在を「縦」の世界で見失った子供は、「横」の世界で居場所がないと、本当に独りぼっちだと感じてしまうのだ。何とかうまく彼らに「あなたは縦の世界の、掛け替えのない大切な存在だよ」と伝えられないものか?
今作は、その困難を伴う大仕事を試みてくれている稀有な映画に感じた。
子供向けとしてはチャレンジングなテーマに感動した。
相棒の戦隊として、TVで3世代の活躍をみせたニンニンジャーが選ばれたのも必然だ!
しかも映画で、4世代になっている楽しさっ!(ニンニンジャーのメンバーも、みんな本当に楽しそうに演じて、踊って、本当に素敵だった!)

さて、この裏テーマを含んだ映画、7歳児には意外と理解出来た様子だったが、3歳児は途中で飽きてゴソゴソし始めていた(笑)
ストレートにテーマを伝える良作映画だったが、やはり幼児には無理だったか?と思っていると、帰りに「センパイが助けにきたね〜」と嬉しそうに言う。初めて口にする「センパイ」という息子の台詞に、親バカ丸出しで破顔してしまった。

詳細評価

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