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ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命
2017年3月31日公開

ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命

JACKIE

992017年3月31日公開

やすすけ

3.0

ファーストレディーというもの。

ケネディ大統領や、その暗殺劇、あるいは暗殺犯の推理等について、描かれた作品は枚挙に暇がない。しかし、暗殺事件が起きてから、ファーストレディーである、ジャッキー(ジャクリーヌ夫人)の言動に、ここまでフォーカスした作品は初めて見た。すごくデリケートな描写が続き、評価するのは困難な作品だと思う。ただ、暗殺という唐突なまたショッキングな出来事で、アメリカ合衆国大統領としての夫を失い、一方で清々粛々と副大統領が大統領となる手続きが執り行われ、大統領と夫人、そして子供たちの住まいであった、ホワイトハウスを出る段取りが、追い立てられているように感じたことも確かだろうと思う。彼女は、国葬のやり方につき、持論を譲らなかった一方で、方針を二転三転させている。振り回される方は、たまったものではなかったやも知れないが、彼女なりの「あるべき」振る舞いをするべく努力した様には、はかない寡婦の中にも、凜としたものを求めた、彼女らしさが出ているように思う。

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