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ファング一家の奇想天外な秘密

井上佳奈

2.0

後悔はしないけど見る価値はない

監督は大草原の小さな家やズートピアのジェイソンベイトマン 主演はライラの冒険のニコール・キッドマン 他にも父役でキャッチミーイフユーキャンのクリストファーウォーケン ネットの評価は低かった。 私も印象に残るほどでは無いと言うよりお酒を飲みながらHuluで奇抜な目につく軽いものを見るノリで見始めた。 見て疑問に思う。 しっかりとした結末はあるが伝えたいことがぼやっとしたように感じる。奇抜な結末。両親は生きていて、しかもアートに陶酔していて、子供である主人公のことはあまり考えられていない。自分勝手さとアートへの陶酔による死の偽造。自分の偉業をなしとげたいという気持ち。子供への愛は副産物として与えられる現象が(親の死による兄弟の協力のしあい)愛と捉えるのはあまりにも乱暴だと思うから。 結果子供たちはある程度成功して、これが親の偽造の死によるものだという流れであるけど、父親の不倫による双子の出産はとてもじゃないけど頂けない。 何がアート?その流れ要ります?? お母さんの気持ちは??トラブルは付き物ってそれだけで片付けられるの?? 現実で実際に起こったことならともかく映画でこの流れいります?? だからこそ子供たちは親と決別を選択したのかもしれないけど、じゃあお母さんの人生にスポットライトを当ててみた時に、不倫した家庭に夫を取られて、自分はアートのためと称されて偽名を使って別の人生を生きることが本当のアートなの? 後世に語り継がれる偉業とというか、異形というか、そういうものの方が幸せなの? 私は手近な孤独の方が耐えられないけど。 親がいなくなったから、考えや生き方が変わりましたっていうストーリーや、親無しで兄弟が手を取り合って協力し合うことが大切だっていう結末も頂けない。 見て後悔をしたとまでは言わないけど、最初のインパクトや物語の奇妙さに引っ張られすぎて物語がおざなり。 結末まで丹念に練るなら後半こんなに短時間で終わらないはず。 脚本下手すぎ。 お酒入りすぎてるかもごめんなさい。

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