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家族はつらいよ2
2017年5月27日公開

家族はつらいよ2

1132017年5月27日公開

hamo

1.0

ネタバレ主人公(老人)の交通事故の対応が最悪

アラフィフの私ですら 「これは私が小学生時代の背景では・・」 と、思うような設定でびっくり。 わがままで自己中ですぐキレる老人が主人公。 息子の奥さんに対して「アンタ」呼ばわりや、ほぼ召使い扱い。 モラハラの権化。 孫の男の子たちも、いまどきこんな子いません。 はしゃぎ方とか悪ノリっぷりが昭和の悪ガキそのもの・・・ 夏川結衣と蒼井優は、聞き分けが良すぎる従順な女性で いつも主人公に対して、下手に出ているのが気の毒。 「舅に逆らうな、夫に口答えするんじゃねえ」という、 古き悪しきスタイルがベース。 いまどきこんな舅や夫っていないような。 少なくとも、うちの80代の舅、夫とは大違いです。 となると、これは現代の舅姑とも乖離しているし 夫婦像とも大きくズレているわけで、 山田洋二監督はリアルな描写よりも 一部の身勝手な高齢者が心ひそかに願うファンタジーや 昭和のノスタルジーを描きたかったのかな。 最初は「笑える映画なのかな」と、気楽に見始めたけれど、 あまりにもあまりにすぎて途中で家族全員がうんざりし、 事故を起こして帰宅した日に、また主人公が家族にキレているシーンで あっさり視聴終了。 「男はつらいよ」は、昔が背景だとわかるから嫌いじゃないです。 でもこの作品は、制作側が現代を背景にしているつもりだから たちが悪いのです。 一番ダメだったのがコレ。 老齢の主人公たちが追突事故を起こすのですが、その対応にビックリ。 警察に連絡せず、へらへらと相手に現金を握らせてやり過ごすって、 いくら映画でもこれはアカンでしょう。 時代錯誤だし、主人公が俗悪すぎてまったく共感はできないし コンプライアンス的によくスポンサーがついたなと驚きました。 高齢者の免許返納に対する葛藤を描くにしても、 もう少しまともなアプローチ法があったのでは。

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