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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (2017)

FIREWORKS

監督
新房昭之
武内宣之
  • みたいムービー 853
  • みたログ 8,126

3.18 / 評価:7,296件

「男子」目線の映画なんだね

  • yuw***** さん
  • 2019年8月16日 2時02分
  • 閲覧数 645
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

私は「男子」じゃないので評価は☆1点分。
けど、それなりに年を取ってるので「男子の見方」もそれなりに理解できるようになってきたと思う。
で、この映画、隅々まで「男子」の目線。男子の願望。男子の女子に対する夢・・・みたいな。

「なずな」は女子に好まれるタイプじゃない。おまけに年の割に体つきが大人っぽい。比べて男子は皆子供っぽい。マッチョな男子、イケメン男子は一切出てこない。
つまり、この映画の作り自体が、すっぽりと「男子の願望」の世界になってるんだなぁ・・・と理解できた。
最後の最後、主人公の男子の願望が炸裂。(その友人の男子の願望も入ってるけど)。
けど、「なずな」の願望は実は入ってないと思う。

なずなの関心は自分の家庭のことだと思う。そこをどうにかしたいと思ってると思う。でも子供なのでどうにもならなくて家出ってことなんだと。
けど、最後の最後まで家庭のことは「もしも」に出てこない。だから「ああ、そうか」と納得。
そうか、なずなってやっぱり「男子の願望の産物の少女なんだ」と。
少年期の男子にとって女子って大人っぽく見える。っていうか大人っぽく見える女子に惹かれる。みたいな。
で、女子は女友達も少なくて孤独っぽい。家庭もうまくいってなくて、何か助けを求めてるような感じ。そして何やら欲情的?煽情的?・・ここがもう完璧に男子の目線。

つまり、この映画は「男子本人」または「男子の目線を知りたい人」が見るべき映画だと私は判断した。
・・・実際どうなのかはわからないけど。

ただあくまで「男子の夢の世界」なので、たとえば女子が男子に好かれるために「なずなみたいにならなくちゃ」ってのはやめといたほうがいいと思う。「男子ってしょうもないな」とため息交じりに微笑ましく見るぐらいがちょうどいいかな。

以上、映画の目的は私は理解できたと思う。
ただ、私は女なので「なるほど」と冷静な気持ちで最後まで見てしまった。心は動かなかった。



===以下、参考資料(?)===(なんの?って感じだけど)

あくまで「私の場合は」だけど。
社会に出た時、既婚男性がどの人もとても接しやすかった。
心がほぐれるっていうか、・・・ほんとにびっくり。
学生時代の男子達があの人もこの人もみんな子供に感じた。

そんな既婚男性の魅力とは一体なんなのか。
理由はすぐわかった。
みんな「現実の女」に苦労し、夢を打ち砕かれ、自分を思い知らされ、それでも「奥さんに頭が上がらない」的な哀愁を漂わせているからだ。

えーと・・・つまり、「がんばってね、男子達」っていうか。
「理想の女の夢」を打ち砕かれた男性達って、どこか可愛らしくて、そっちのほうが私は好き。
未来は暗くないよ、明るいっていうか「新鮮☆」っていうか。
思わぬ感覚に変わったりして、味わい深くて面白いよ。

詳細評価

物語
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