あらすじ・解説
古くからの仲間で人気俳優となった三田の紹介で、売れない女優レイコ(つみきみほ)に映画出演のオファーが舞い込む。思いがけない話に大喜びする彼女だったが、時を同じくして母親ユキエ(田島令子)がレビー小体型認知症を発症してしまう。以前飼っていた愛犬チロの幻覚に悩まされるようになった母親の面倒を見る一方で、女優としての一世一代のチャンスを逃すわけにはいかないと強く感じるレイコ。何とか、ユキエとの生活と映画出演を両立させようと奮起する彼女だったが……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(4件)
- mai********
3.0点
レビー小体型認知症 こういう形の認知症というものがあるのかと。 その症状の一端を知る良い機会になる作品でした。 それを見ることを、語られて聞く側にとっては それが認知症と診断されるまでは明るく笑い話にしてしまいたくなるような 感じもありますが 見てしまう人の立場になると… 診断後の周囲の人の立場になると… どうしても深刻に重苦しく感じてしまうし、悩んでしまう。 見えてしまう幻を 追いかけても追いかけても届かない夢と重ね合わせたら どちらも辛いものになりそうで それを真剣に考えれば考えるほど、より深刻になってしまうけれど ほんの少しだけチカラを抜いてみたら 現実も、見える風景もちょっと違って見えるかもしれません ヒロインは女優としての仕事を手放して 母と向き合う事を選択しましたが そのことが決して後ろ向きの選択ではなく 心のどこかに清々しさが見えるようなものでした。 難しいことも 困難な状況も 心の余裕を持てたなら笑顔になれる。 そんなことをちょこっとだけ感じました。
- yn0********
2.0点
念願の映画出演をゲットしたのに認知症の母の世話で思うに任せないつみきみほ。幻視とかはあれどその認知症もさほど深刻では無く、実際には主人公の年齢で一人で支えるのはもっと大変なんだろうなと思いつつ。
- kum********
3.0点
アルツハイマーの母がいるので、 興味があり、行きました。 レビー小体型認知症の症状は、 参考になったけど。 映画としては、 全体的に、物足りなさを感じました。 監督の力量不足かな? 後半の、亡くなったお父さんと 犬のくだりは、良かったけど。 今の私は、介護する立場なんだけど、 万が一、される側になったら、 辛いな〜と、 考えさせられました。
- gia********
2.0点
和犬か洋犬かわからないような、昔どこにでもいた雑種犬にこだわって探したそうだけど、他人の目から見たらやっぱり雑種犬はあまり可愛く見えないので、30年くらい前に人気のあった犬を採用した方が見映えがしたのではないかと思う。
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