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パッセンジャー (2016)

PASSENGERS

監督
モルテン・ティルドゥム
  • みたいムービー 695
  • みたログ 5,536

3.73 / 評価:4553件

途中からすごく面白くなる

  • aki***** さん
  • 2020年6月7日 22時40分
  • 閲覧数 707
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

本当は星5つけたかったけど、、
結果 星4.8くらい。というわけで、ギリギリ星4・・・。
というのも、物語前半⇒星1 物語後半⇒星5!!!!!!
・・・こんな感じ だからね・・・。

最初は
ガバガバ設定にツッコむのは野暮なのか!?・・・ってずっと思っていた。
宇宙船からバリア出るとかスターウォーズの世界じゃん。
そのレベルだと、良く言えば「最強」、悪く言えば「何でもあり」の世界。
「何でもあり」だからこそ、物語動かすための舞台装置としてエラーが発動してるじゃん、萎えるわ〜 とか
クルーは何人かで起きながら船運転してローテーションで回して非常事態に備えろよな〜 とか
・・・そう思ってた。

そして、
孤独のシーンはすごく良かったけど、・・・絶望感とかね。
独り宇宙遊泳の後のーーしそうになるとことか、特に。

でも、“孤独じゃなくなってから”は、とても心臓に悪かった。
ずっと内臓を直接優しく殴られ鈍い痛みが続くような。。
罪悪感? その先に待っている「絶望」?
神の視点でしか知り得ない事実によって、
それが綺麗で美しくてロマンチックなシーンになればなるほど、心が痛んだ。
ずっとヒヤヒヤさせられた。寿命が縮んだ まであるよ。笑

というわけで、そんなに面白くないし、初見鑑賞者の心をゴリゴリ削りまくるシーンの連発によって、まさに星1。

だけどそこからそのあと抜群にグングン面白くなって
いつの間にか号泣して涙と鼻水びちょべちょに垂れ流す自分がいたのだった・・・めでたしめでたし。



この映画はSF要素が全てを面白くしてるけど、人間ドラマ的部分が物語に深みを与えている。
それはもうとんでもなく深い深みで・・・。


「許す」。
これって、人生の最大のテーマだよな。
ある意味“真理”というか、悟りの境地というか、
並々ならない要素がなきゃ?そこまでに至らない。

第三者が赤の他人の犯罪(とか)に対して「憎む」のはとっても簡単なのであって、
でも身内からしたらソイツを憎んでも憎みきれない・・・ってケースもある(例えば殺人を犯した子供に対する親の気持ち)。

逆に、とんでもなく許し難いことをされた被害者側が 本当の意味で「許す」気持ちになったのだとしたら、
それは絶対極めて稀なケースで、それって桃源郷とかエル・ドラードを見つけるようなものだよね
(騙されて借金地獄にされた人が騙した相手を簡単には許せないよね)。

でもこの映画は、“それ”を体現した。一つの真理を見せた。
オーロラは「身内」であり「被害者」という矛盾した立場に陥った。

・・・そもそも、この映画は、矛盾だらけだ。

「その先に待っている『絶望』」を見たくないから物語が動いてほしくない、でも続きを見たいと思う自分。

会えるようになっちゃダメなのに、会いたいジム。

殺したいのに殺せないオーロラ。

憎いのに死んでほしくないーー。

死にたくないのに、扉を開けてほしいーー。

扉を開けたいのに、死んでほしくないーー。

寝たいのに寝たくないーー。


矛盾した揺れ動いている感情は必ずどちらかを選択する。

そしてオーロラの揺れ動いたその先の「選択」(“「戻ってきて」のシーン”と“エンディングで判明する「選択」”の2つ)・・・が この映画最大のカタルシスで、涙ちょちょ切れシーンでした。

あと、ジェニファーローレンスさんはとても魅力的で、エロくて(笑)・・・惚れました。笑

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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